自然体で過ごす時間が増えて「本当にやりたいこと」をどんどん実行しているHSS型HSPの話

こんにちは、モモ(momohsphss)です。

今日もセッションで良質なエネルギーをチャージできてご満悦です♪

自己理解プログラム進行中のHSS型HSP(Kさん)が

こうして毎回自分のことを話す練習をしたおかげで、自然体で過ごす時間が増えました。「自然体で」とか意識することもなくなって、気づいたら人と接する緊張感が減っていました。

と教えてくれたのです!

小説の主人公キャラみたいに、心の底から「やりたい!」と思ったことに突き進む自分になりたい!

Kさんですね、さいしょはすごーく言語化に抵抗を示していたのです。

いつもいつも、自分の考えを頭の中で完結させちゃうから、言葉で人に説明すると「伝わらない!」ともどかしくなる。

で、めっちゃ読書家なので、脳内に詰まっているボキャブラリーがハンパじゃないのです。

だから会話していると、一つひとつの単語を正しい意味合いで使うことに意識が向いて、相手の言葉選びが間違っていると

なんでわからないかな!?

とイライラしてくるんですね笑

さらに、ずば抜けた共感力があるので、人の動きを遠くから観察しているだけで、考えてることや感情がなんとなく察知できる。

ここで言う<共感力>とは、情動的共感です。あくびをしている人を見ると勝手にあくびが出るのと同じ原理。

察知した情報をもとに、頭の中で

「あの人は、こういう性格で、こんな状況だと怒りやすい。ならば、こんな対応が正解か」

と、脳内分析しまして、自分のなかにストックしていきます。(HSPやるよね、これ笑)

ストックが増えていくんですが、人に説明するのは激しく抵抗があるので、答え合わせができないんですね。

なので頭の中でずーっとグルグルしているだけで、「あれしようかな、これもできそうだな」と思うけれど、いまいち行動に移せない。

そんなKさん、いつまでも遠くから人を観察しているだけの自分に違和感を持つようになりました。

私も小説の主人公キャラみたいに「心の底からやりたい!」と思ったことに突き進む自分になりたい!

頭のなかを言葉にして人に話す練習

自分のことがわからない

やりたいことがわからない

そう感じるHSS型HSPさんは、相手に合わせて言葉を加工せず、自分が感じたままに話す時間を増やすことで、どんどん自己理解が進んでいきます。

(並行して、感情・思考・体感を区別する練習もしてね!)

Kさんも初期のころ、言葉が出てくるまでに時間がかかり

言わなくても伝わらないもどかしさ

上手く説明できない申し訳なさ

が出てました。

内省力に優れ、エンパス傾向もあり。HSS型HSPのなかでも、ひといちばい【見えないもの】に対する反応が強い。

だからこそ、少ない会話でも的確な分析ができるし、才能なのだけど。

その才能を世の中で使えるようにチューニングするには、アウトプットして答え合わせする時間が必要なのです!

で、Kさんとの話のなかで

モモ

あのね、普通の人間はテレパシーを使えないの。
めっちゃ面倒なんだけど、この世界では、頭のなかは言葉にして伝えるシステムなのね。
だからKさんの課題は、生身の人間との言葉を使ったコミュニケーションね!

となり笑

モモちゃんが会話の内容を細かく拾って、

モモ

さっきの△△の状況って、□□にも受け取れそうだけど、Kさんはどう感じたの?
○○って言葉を使うとき、どんなイメージを浮かべながら話してる?
その体験はKさんにとって、どんな意味があったの?

と、それはもう、しつこくしつこく聞かれて笑

Kさんは(え?そこ気になるの?)と面喰いながらも、「うーーん、××だと思います。」と絞り出したらば

モモ

××かぁ!なるほど!
××だとすると、Aっていう感じと、Bっていう感じもあるかなぁと思ったのね。
どっちの方が感覚に近いかな?それとも全然違う感じ?

と、さらに掘り下げられて

まだこの話終わんないのかよ!心の声

ってイライラする笑

むくれた顔をすると(可愛い)

モモ

Kさん、いまは言葉でのコミュニケーションの練習ね!

と突っ込まれ、頭をフル回転させて、フィットする言葉を探し出し、どうにか発語する。

そんな時間をくり返したところ……

自然体で過ごす時間が増えて「本当にやりたいこと」をどんどん実行できるように!

冒頭のこちらです↓

こうして毎回自分のことを話す練習をしたおかげで、自然体で過ごす時間が増えました。「自然体で」とか意識することもなくなって、気づいたら人と接する緊張感が減っていました。

すごいよね~。

わたしは興味深くKさんの世界観の言語化をお手伝いしただけ。(いくつかワークシートはお渡ししました)

でね、Kさんは言語化していくなかで、とある大きな気づきがあったのです!

自分、主人公キャラじゃなかった!

影からそっと見守るサブキャラだった!

プログラム当初に描いた理想の姿は、じつは自分のキャラとは正反対だった。途中で「なりたい姿が違った」と自覚したんですね。

その結果、等身大の魅力を肯定できるようになり、どんどん

私こんな影響を与えるのが得意なんです!周りにいる人が、こんな状態になったら嬉しいなって思います!

って、自分にできることを堂々と話せるようになったんですね。

いやー、そうやって話す姿が、これまたカワイイの♡

さいきんは投げかけに対してスルスル言葉が出てくるし、なにより

私の幸せはこんな状態です!私はこんな人と一緒に過ごしたいです!

って語ってるときのエネルギーが情熱そのもの。

もはや主人公じゃない!?

と思わずにいられなかった。(変わったねぇ~としみじみ話してました笑)

しかもKさんは「やりたい」と思ったことをちゃんと実行しているのがスゴイ!どんどんチャレンジしているの!

課題だった人とのコミュニケーションも頭のなかで完結せずに、ちゃんと伝えることも増えて。

もちろんチャレンジしたからこそ「やっちまった!間違えた!」とオロオロするけど。

やりたい

やってみよう

と思ったことに突き進んでいる姿が眩しくてステキ。

そんなエピソードでした!では~

PS

Kさんの「本当にやりたいこと」は趣味を充実させることでした!

さいしょは仕事で考えていたけど、向き合った結果、プライベートを充実させる方向になりました。

自分に正直になったら、いまは仕事じゃなかったと気づく結果も全然ありですよ!

HSS型HSPにオススメ書籍

この記事を書いた人

心理セラピスト/チャネラー/エンジェルメッセンジャー/HSS型HSP
16歳で適応障害になったことをきっかけに大学で心理学を専攻。対話を軸にしたアプローチが得意で「なぜか自分責めが減る」という声をよくいただく。フワフワした雰囲気と鋭い分析のギャップが人気。同じ気質の夫とふたり暮らし。
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