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努力しても評価を得ても自信がもてない「私にできることは何もない」という無力感を克服する方法

こんにちは、モモ(momohsphss)です。

突然ですが、今日のテーマは「無力感」について。

無力感。

意識することありますか??

私はね、ずっと感じていたっぽいけど、「無力感に悩まされている」っていう自覚はなかったです。

じゃあ、どんな思考に縛られていたか。というと、

  • 何をしても自信がもてない
  • 他者評価を素直に受け入れられない
  • 努力の結果を客観的に振り返ることができず、否定的に考える
  • 「私に何ができるんだろう?」という考えが頭から離れない

こんな状態。

で、さいきん

あー、無力感、感じてたんだぁ。これが無力感ってやつか

と自覚したんですね。

やっぱ自覚すると克服も早くて。いまでは、無力感を乗り越えて「私にはできることがある」「よくできたじゃん!」と思うようになりました。

「私にはできることがある」「私にもできる」っていう感覚は、自己効力感と言って、いわゆる”能力への自信”ですね。

うん、自己効力感、なかったみたい笑

いまから7~8年前、真剣に悩んでいたのは

自信ってなに??

でした。

自信の仕組みについて、本読んで調べたり、実体験自分なりの答えを出したり。知識と経験を積み重ねて、ようやく。

私、ものすごい深い無力感、感じてたんだ!

って自覚した。

目次

ものすごい努力して結果も出る人の「無力感」

無力感を自覚するまで時間がかかった理由のひとつに、思い当たる節があって。

ものすごい努力して、それなりに成果も出ていたから。

そうなの。ものすごい努力していたの。

できるようになるまで、何度も、何度も、くり返しチャレンジして。ボロボロになって灰になるまで立ち向かって。いろんな言葉を飲み込んで、気持ちをコントロールして。

そうやって、毎日、毎日。

「どうやったら、できるようになるんだろう」

「どうしたら納得する結果が得られるんだろう」

って、考え続けて、動き続けていたから。

その根底に「私は何もできない」という無力感が埋まっていて、

その無力感を感じることを避けるために

できることを探す努力中毒になっていたなんて!!!

まさか思いもしないよね。

【無力感=無気力】っていうイメージもあったから。無力感に苛まれている人は、部屋に引きこもっているニートとか、やる気を失った状態だと思っていたけど。

がむしゃらに努力して、社会的にも評価されて、周囲には十分認められているけど、じつは心の奥では「無力感」を抱えていて。無力な自分を直視するのを避けるために、チャレンジを続けている人もいるんですよね。

「私は無力だ」と深く傷ついた経験

いつもいつも「うまくいかない」「いま良くても、いつかダメになる」っていう不安感がつきまとうのも。

自分が与えているものに価値を感じられなくて、相手の評価ばかり気になって。かといって、好意的な反応が得られても「どうせウソでしょ」なんて、信じられない。

つまり、自分を信じられない状態だったから。

わたしはずっと「心の支え」が欲しかったのだと思う。

  • 安心感
  • 安らかな気持ち
  • 「もう大丈夫」っていう心強さ

こんな感覚。

逆にいえば、ずーっと付き纏っていたのが

  • 不安
  • 恐怖
  • 「ダメかもしれない」っていう心細さ

こんな感覚。

過去記事/本当に欲しかったのは「心の支え」

無力感を感じるようになった理由を振り返ってみると、きっかけは両親のケンカの仲裁をしたことでした。

服部さんのブログ読んで気づいたんだけど。過去の自分を思い返してみると、当時の本音は

  • 両親に仲良くしてほしい
  • 大好きな家族に戻ってほしい
  • お母さんに笑っていてほしい

っていう、純粋な家族への愛情だったんですね。

その家族への愛情があったからこそ、「私がなんとかしなきゃ!」って、子供の自分が思いつく限りの対策を練って、ピンチに立ち向かったわけです。

だけども。

両親は離婚しなかったものの、ギクシャクした雰囲気が続いて。そんなふたりの姿を見て

もう知らない!勝手にすればいい!

って、愛情が怒りに変わって、さらに憎しみへと発展していきました。

当時は、まさか「私には、人を幸せにする能力がないんだ」と、愛する能力に対して「無力感」を感じるきっかけになったとは、思わなかったけど。

怒り、悲しみ、失望、という反応とともに、深く深く心に傷を負ったようです。

無力感を克服して自信をつけるには

無力感を克服して自信をつけるには「できない」と感じた背景を探ってみる。

「うまくいかない」と悩むとき、そこには、いつも大切にしたい想いがある。だからこそ、無力な自分に落胆するのだけど、その落胆が相手(多くの場合両親)への怒りに変わり、怒りは憎しみになる。

怒りや憎しみを当人にぶつけられたら、健康的に発散できて、感情はスーッと落ち着いていくけど。

いろんな理由があって、外側に発散できなかった怒りや憎しみは、自分に向かうんですね。

で、自己攻撃(セルフパワハラ)につながり、ハードワークや努力中毒になることで、本当の本当の本当の気持ちを感じないようにする。

だからね

当時、外側に発散できなかった気持ちを、まずは自分でしっかり受け止めてあげて。

「当時の自分なりに精いっぱいやったんだ」

「あのとき、やれることは、やったじゃないか」

そうやって、自分に声をかけてあげられたらいいね。

これができたら。

私も、ただ守られて助けられるばかりじゃなくて。ちゃんと勇気を与えて、幸せを守ってきた。自分なりに、ちゃんと愛せるチカラを持っているんだ。

そんな風に、過去を癒しつつ、自分の与えたものに価値を見出せるようになるよ。

よかったら試してみてね。

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この記事を書いた人

心理セラピスト/チャネラー/エンジェルメッセンジャー/HSS型HSP
16歳で適応障害になったことをきっかけに大学で心理学を専攻。対話を軸にしたアプローチが得意で「なぜか自分責めが減る」という声をよくいただく。フワフワした雰囲気と鋭い分析のギャップが人気。同じ気質の夫とふたり暮らし。
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