体験したこと・学んだことを書いて共通点のある人とつながるライティング術

こんにちは、モモ(momohsphss)です。

体験したことや学んだことをブログにアウトプットして、共通点のある人とつながりたい!でも…なにを、どう書けばいいの?

そんなお悩みを解決するライティング術をご紹介します!

と、いっても

私は文章力があるわけでも、特別なスキルがあったわけでもありません。

ブログ講座、ライティング講座なども受けたことがなく、ただ「6年続けただけ」なんですよね。

メルマガも含めると1,000記事以上書いて、Twitterは3年ほど毎日投稿していました。

なので、実践のなかで学んで、量が質に転換されたタイプなのです!

そんな体験談を踏まえて、いつも記事を書くときにやっていることをお話します。

目次

つねに「ネタないかな?」と探す

私の発信スタイルは、体験からの学びをシェアするスタイルです。

なので、嬉しいときも、悲しいときも。

つねに「ネタにならないかな?」「記事にするなら、どこを切り取れるかな?」と、四六時中考えています。

発信できなくなったときは、その事実から「この状況は、だれの、どんな役に立てるだろうか?」って考えて。

発信できないよーー!!

うわー!ごめん、やり方ミスったわーー!!

って、ネタにします。

YouTuberのヒカキンさんも「インフルエンザになった」って投稿してましたね。

ヒカキンさんは、食品や日用品を紹介するコンテンツをもっているので、風邪をネタにしても成立するんだと思います。

この薬めっちゃ効いたわ!

これ食べると良かったわ!

みたいな情報もウケる視聴者層だからですね。

私がヒカキンさんのマネして「風邪ひきました」ってブログ更新しても、まったくPV稼げないと思います。笑

私の場合はメンタル系のコンテンツなので

  • ものの見方、感じ方、考え方に変化があったとき
  • 大きなパラダイムシフトが起きたとき
  • そんな思い込みがあったの!?気づいちゃったんだけど!

こんな出来事があると、もう無意識に「どうやってコンテンツにする?」って考えてます。

で、運営しているメディアのどこかしらにアウトプットします。

リアルタイムの実況中継なのか、答えの出ているノウハウなのか区別する

ネタにするときは、確信の度合い(確度)を把握しておきます。

「これは明確に言い切れるわ!」っていう話なのか。

「ちょっと自信ないけど、断片的なことなら言えるかもしれん」っていうレベルなのか。

リアルタイムで実況中継するネタなのか。お客様でも再現性を実証しているノウハウなのか。

って感じで、ネタの熟成度合い、確信度合いを把握します。

そのうえで、ちゃんと構成を考えるか、ノリと勢いで書くかを決めます。

確度が低いときは、それを冒頭に入れまして。

「今回の話は、確度30%くらいなんですけど、ちょっと頭のなかを整理したいので、アウトプットしてみますね」

「まだ、明確にコレという答えは出てないんですけど、さいきんの気づきをシェアします!」

とか

どれくらいの温度感で話すのか、さいしょに伝えちゃいます。

自分のなかで熟成しきっていて、再現性を実証しているノウハウは、冒頭で

「今回は○○の方法をお伝えします」

「××××で悩んでいる方に、△△の法則をシェアしますね」

そんな感じで書き出します。

どんな人に?なにを伝えられるのか?明確にする

つねにネタを探す意識で日常を過ごして、「記事にしたいな」と思うネタを見つけ、確度が明確になったら

そのネタは、どんな人に?なにを伝えられるのか?を考えます。

自分の意見や、伝えたいメッセージですね。

  • なにを学んだのか?
  • なにが言いたいのか?
  • なにに気づいたのか?

こうした考察があってこそ、個人の体験が参考になるコンテンツとして成立するのです!

考察に正解はないけど

「正しいことを書かなきゃ」

「間違ったこと書かないようにしなきゃ」

とプレッシャーになって躊躇しちゃう人は

  • 教科書的な【知識】
  • 自分の【実体験】
  • そこから得た【考察・分析】

これらを区別して考えるといいですよ。

たとえば、心理学や心理療法の知識には正解があったとしても。

現場で接しているなかで感じたことは、【実体験からの考察・分析】であって、そこに正解はないわけです。

あくまで感想だから。

個人的な感想を一般論のように書くと、インパクト大きくてPV稼げる反面、頭の良い人は集まりにくいので。使い方には注意が必要です。

PREP法を使って書く

PREP

私の場合、あまり構成を意識せず自由に書きます。型にはめると窮屈なので、ダーッと上から一気に書き上げることが多いです。

感情を前面に出して、情熱のままに書きたいときはノリと勢いですが。

この記事のように、ノウハウをまとめる保存版にしたいときは、見出しを並べてから本文を書きます。

どっちにしても、意識している構成といえばPREP法くらいです。

PREP法はプレゼンで使われる基本の手法で、簡単に使えるのが魅力です。

P:結論

R:理由

E:例

P:結論

この順番で書きます!

PREP法で書いてみた(例)

STEP
P:結論

今日は、HSS型HSPの適職についてご紹介します。

といっても、HSS型HSPに適職はないと思っています。

STEP
R:理由

なぜなら、「HSS型HSP」と主語にすることに違和感があるし、そもそも適職って、すでにある職業に自分を当てはめる考えだから

さらにHSS型HSP気質の人って、既存の枠を壊して再構築したい衝動をもっているから

外側の答えに寄せるのではなく、自分で選んだ答えに自信をもつことが必要です。

STEP
E:例

たとえば、気質って「アメリカ人、日本人」みたいに、うまれもったその人の傾向でしかないので

それだけの情報で答えを出せるものじゃないと思うのです

とくに、リーダーを任されがちな人、ギフテッド系の人は、自分で道を決めて切り開く資質を持った人です

STEP
P:結論

そんな感じで、わたしはHSS型HSPの適職はないと思っています

「なにを選べばいいかわからない」

「仕事探しが不安」

という状態は、自分に自信がなくなっているのが原因なので

適切な人に相談しつつ、自信を回復させましょう!

って感じ。

6年PREP法だけで渡り歩いてきたと言っても過言ではない!

過去のつらい体験をカミングアウトするタイミングと投稿のコツ

いじめや病気、家族とのすれ違いなど、つらい経験をして、乗り越えて学んだことがある人は

「自分と同じようなことで悩んでいる人の役に立ちたい」

「ブログやSNSで発信したい」

と、考えるかもしれません。

でも……

  • こんな重い話をしても大丈夫?
  • メンヘラって思われる?
  • どこから、どうやって話す?
  • どこまで暴露するの?

こんな疑問が出てきませんか?

自分が話そうと思ったときがタイミング!

決まった正解はないので、心の準備ができて「カミングアウトしてみよう!」と思ったときが、まさにタイミングです。

完璧に乗り越えて、人にアドバイスできる状態じゃなくても

・克服奮闘記として試行錯誤している姿を届ける

・ちょっと答えが見えてきたけど、まだ確信がないことを前置きしたうえで解説する

という方法もあります。

苦しい気持ちに寄り添ってほしいときは、専門家の知識よりも、当事者のストレートな感想の方が心に染みますよね。

当事者じゃないとわからない、葛藤や喜び、疑問など。たくさんあるじゃないですか。

「その分野の専門家じゃないし…もし、相談されても困るし…」と思うなら

※○○に関する相談は専門外です

って、注意書きすればOK

重たい話はネットの世界の方が受け入れられやすい

自分発信をはじめて6年目の経験談として「重たい話はリアル世界よりネット世界の方が受け入れられやすい」と感じています!

オフラインの場だと、相手は受け取れる状態じゃなくても話を聞かないといけないけど。

オンラインならタイトルに【閲覧注意】と入れたり

本文の冒頭で「今回、重たい話をします。心が疲れている人、暗い話を聞きたくない人は注意してね」と前置きすれば、リスクも減らせます。

読者さんが繊細さんだと、ネガティブを共感させちゃう?

同じように繊細なフォロワーさん、読者さんに、負担をかけてしまったらどうしよ?
ネガティブな気持ちを共感させてしまったらどうしよ?

このブログはHSP気質の方が多く読んでいるので、こうした心配もしがちだと思います。

私もめっちゃ心配した時期あったけど。

HSP気質の方は、言語情報だけでなく、記事から漏れ出る優しさを感じ取るので。

逆に言えば、どれだけキレイに理路整然と、カッコつけたこと書いてても

「なんかウソっぽいな」

「いまいち響かないな」

と、なんとなく察します。

なので、どんなネタを書くかより、どんな姿勢で書くかが大事なんですね。

たとえ、命に関わる重たい話でも。

受け取ってくれた読者さん、フォロワーさんへの感謝を忘れずに

重たい話になっちゃったけど
正直な気持ちを伝えたくて、思いきって投稿しました
読んでいただいて、ありがとうございます

っていう姿勢ね。

真心を込めて自己開示すれば、同じことで悩んでいる人に見つけてもらいやすくなります。

かといって、無理してカミングアウトする必要もないので。

ご自分のタイミングで「これくらいなら出せるかも!」と、線引きをしてやってみてください!

落ちに困ったときの締め方

ノリと勢いで書いていると、落ちに困るんですよね。そんなときは、ギュインって無理やり締めちゃいます!

この記事も半分ノリと勢いで書いたので。現在、落ちがわからなくなっておりますww

賢い感じにするときは、「まとめ」を使いますね。

こんな感じ↓

まとめ方の例

自分の体験や学んだことをブログに書いて、共通点のある人とつながるライティング術のポイントは

  • つねに「ネタにできないかな?」と探す
  • リアルタイムの実況中継なのか、答えの出ているノウハウなのか区別する
  • どんな人に?なにを伝えられるのか?明確にする
  • PREP法を使って書く

以上です!

良かったら、試してみてくださいね。

なにか参考になれば嬉しいです!

この記事を書いた人

心理セラピスト/チャネラー/エンジェルメッセンジャー/HSS型HSP
16歳で適応障害になったことをきっかけに大学で心理学を専攻。対話を軸にしたアプローチが得意で「なぜか自分責めが減る」という声をよくいただく。フワフワした雰囲気と鋭い分析のギャップが人気。同じ気質の夫とふたり暮らし。
≫≫詳しいプロフィール

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