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「HSP気質を活かした仕事がしたい」の危険性

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

HSPを知ったばかりの人は、よく「気質を活かした仕事がしたい」と適職を探しています。

この言葉の意図にはポジティブとネガティブの両方ありますが、どちらにしても大切な本音を見落としているんですよね。

HSPと適職で視野が狭まる可能性があるので注意してください。

「気質を活かした仕事」に隠れた本音

HSPの特性をネガティブに捉えていると、「自分にできる仕事は限られているから、それなら気質を活かした仕事をしよう」という考えになる人がいます。

ストレスを溜めやすく傷つきやすいし、大きな音が気になるし、人の顔色も伺って疲れるから。

だったら在宅ワークで人と関わらずにできるネットビジネスをしてみようかな。

体力がないから刺激の少ない仕事ってないのかな。

こんな風に思って求人サイトを探したり、ネットサーフィンするんだけど、どれもピンとこない。

 

逆に気質の特性をポジティブに捉えていると、「高い共感力と些細なことに気づくのは少数派の強みだから、これを活かして仕事にできないかな」と考える人もいます。

相手の感情を自分のことのように考えられるし、心の深い部分の話をするのが好きだから。

でもフルタイムの仕事は疲れるし、組織には向ていないからフリーランスでカウンセラーやコーチになれないかな。

そう思って資格を探したり、セミナーに参加したりするんだけど、なんだかモヤモヤする。

 

こうしたケースは、ネットにたくさん出回っている【気質を活かした仕事をしよう!】という言葉をそのまま受け取って、本音と向き合うことを疎かにした結果起こる問題です。

何度も挫折していると自分が信じられなくなって、意思決定を誰かに丸投げしたくなるんですよね。

気質を仕事に活かすとは?

HSP気質を活かして仕事をするというと、なんだか魔法使いのような特殊能力が備わっている印象を受けるんですが。

実際は

  • 日本人を活かす
  • 女性を活かす

と言っているのと同じです。

日本人の真面目さを活かした戦略とか、女性社員の感性を活かした商品作りとか、そうした文脈と一緒です。

つまり個人差を見落としているんですね。

適職は気質だけでなく性格や能力、そして経験といった異なる角度から総合的に見て判断されるものです。

 

気質の特性を仕事に反映させたい気持ちはすごくわかりますが、本音は自分に合った仕事がしたいのだろうし、もっと言えば心からやりがいを感じて仕事がしたいだと思います。

天職・適職探しをするなというわけじゃなくて。

誰かが「あなたにぴったりの仕事はこれです」と教えてくれたとして、素直にその道に進みますか?

本気でやりたいことを見つけて、それが気質的に向かないとされる仕事でも自信を持って続けられる方法があるとしたら?

それでも【気質に合った仕事】を探しますか。

HSPと適職で視野が狭まる

これだけ耳が痛い現実的な話をするのは、私自身が『HSPと適職』に踊らされた時期があるからです。

HSPを知ったとき、まさに「私は人と違うから、気質に合う仕事じゃなきゃダメなんだ」なんて考えちゃったんですよね。

ネットで【HSP 仕事】と検索すると職業名がズラズラと出てきたけど、「やりたい!」と思うものは見つかりません。

適職診断や性格診断などやりまくって強みをノートに書きだしたこともあります。

でも、心には響かない。行動にも移せない。

これってHSPによって視野が狭まった状態なんですよね。

 

現在は仕事の相談もたくさん受けますが、「こういう仕事はどうですか?」と提案することはありません。

キャリアコンサルタントさんなら、具体的な職業名を挙げて面接対策とかもサポートしてくれるのでしょうけど。

私のやり方としては、まず「やりたいことを素直に言葉にできる」という状態を目指します。

好きなものは好き、やりたいことはやりたい。

じゃあ、それを実現するために気質の特性をどうやって使っていこうか、という流れの方が自然だと思うから。

就いた仕事で気質を活かすって感じですね。

HSP気質を持った「私」の適職

気質は単なるDNAの情報に過ぎないので、個人差をしっかり考えましょう。

誰かが作った適職リストに踊らされるのではなく、本音に気づいて自分らしく働きたいじゃないですか。

自分がやりたいと思ったことを素直に言葉できできる。やりたいことを充実感を持って続けられる。

そのために気質をどうやって活かしていくか、仕事で表現していくにはどうするか考えましょう。

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