こんにちは、ももか(@momohsphss)です。
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HSP気質や、繊細で弱い自分からずっと目を背けて、逃げてきたことが生きづらさの原因じゃないかと思いました。
ありのままの自分、繊細で弱い自分を受け入れていきたいと思っています。
HSPを通して弱い自分を受け入れる?
私が改めてお伝えしたいのは、気質って単なる遺伝子の情報なので、それ以上でもそれ以下でもないんですよ。
HSP気質は人の価値を決めるものではないです。
だから、HSPを通して弱い自分を受け入れるという流れが、ちょっと私は違和感を持ちました。
混同しがちですが、『気質』と『性格や能力』を同じものとして扱うと本質からズレます。
気質→遺伝子の情報
性格→ネガティブ、ポジティブ、弱い、強い
能力→できる、できない
だからHSP気質と、性格や能力を同列で考えるのは違うよと言いたいです。
HSPと非HSPの違いは能力の差ではない
アーロン博士は、内向型へのネガティブな印象に違和感を持って、HSP研究を始め、「脳の仕組みが違うだけだった!」と気づいたのです。
能力に差があるから内向型とか外向型というイメージを払拭するために、HSPと名付けたんですね。
なので、背が高い低いと一緒で、ドーパミンが出やすい、セロトニンが少ないといった脳の仕組みですね。
それが、HSPと非HSPの差です。
ドーパミンが出やすいので興奮しやすく、衝動的な行動に繋がる。セロトニンが出にくいから不安を抱きやすく、行動するのに時間がかかる。
それだけなんですよね。
- ○○ができる
- ○○ができない
- 心が弱い
などは、性格や能力の話になります。
「HSP」と「弱さ」は別物
HSPを受け入れるには、体の仕組みを理解して腹落ちさせます。
弱さを受け入れるには、人それぞれ定義が違うことを理解しましょう。
感情的になる私は弱い
感情が出せない私は弱い
両方「弱さ」に対する悩みです。
だから、
「自分が思っている弱さって何?」
「どういうところが弱いと思ってる?」
「『弱い人』ってどういう人だと思う?」
と具体的にイメージする。
そして、思い切って人前で出してみると、弱い自分がいてもいいんだと体感できます。
ありのままを受け入れるとは
ありのままの自分を受け入れるとは、何かをすることでもないし、何かをやめることでもないです。
何もしてない、何も行動していない【今】がありのままなので。
これを読んでいる【今】が、ありのままの自分です。
- グチグチ考えちゃう自分
- やりたいことが続かない自分
- 強がっちゃう自分
- 弱さを隠したくなっちゃう自分
それがありのままですね。
HSP気質と性格・能力の違いがわかると、仕事や能力に関係する悩みもヒントが見つかるので、そこから始めてみてください。
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