【認知行動療法入門②】ネガティブな感情の考え方

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

認知行動療法では、まず『感情』に意識を向けて、言葉を当てはめていくことから始まります。

ところが、初めて取り組んだ人は「ネガティブな感情ばかりで嫌になる」と、振り返るのがツラくなってしまうんですね。

これは、「落ち込むのはダメなことだ」という思い込みがあるからです。

認知行動療法は、まさに【感情に対する意味づけをどう変えていくか?】が肝なので、ネガティブな感情がたくさん集まって、やっとスタートが切れるわけです。

だから、良い感情、悪い感情とジャッジするのではなく「そういう状態なんだなー」と眺めてみましょう。

感情を掴む練習について読んでいない方は、まずこちらで確認してくださいね▽

 

そもそも、人間である限り毎日同じ感情をキープすることはできないのに、なぜネガティブな感情を持つことが、悪いことのように思うのでしょうか?

ネガティブ、ダメ、絶対・・・?

気持ちが落ち込むのは悪いことだという考えは、学校や会社などの社会で特に強く意識するようになります。

集団生活に参加すると、自分の感情ばかり優先はできないですよね。集団では協調性が求められ、自分の気持ちを抑えて組織の課題に取り組むことが当たり前、という雰囲気もあります。

これは、「気分でアウトプットにムラがあると困る」という人たちが、暗に発しているメッセージなんですよね。

あなたは、感情の変化について、次のような言葉を使っていませんか?

  • 感情の起伏が激しい
  • 感情の波に差がある
  • テンションが高い、低い
  • モチベーションが高い、低い

これらは、精神状態を直線としてとらえて、上下に振り幅のある周波数と考えた表現ですね。(病院の心電図のように。)

この考えが、私たちに『ネガティブになるのは悪いこと』というイメージを植え付けているのです。

感情は海の波

感情の波とは、上下に揺れる周波数ではなく、寄せては返す【海の波】と同じです。

寄せたままの波は存在せず、行ったり来たりを繰り返して、潮は満ち引きを繰り返します。「潮が引いちゃった!どうしよう、急いで戻さなきゃ!」と不安になる人もいないでしょう。

感情を『海の波』と捉えると、一部の不都合なものだけ押さえ込むよりも、上手く乗りこなす方法を考える方が自然ですよね。

ただ、ネガティブな感情は荒波の場合もあるので、乗りこなし方がわからないと溺れて、心身に悪影響を及ぼすことがあります。

こんな経験はありませんか?

  • 気になることがあると、2〜3日ずっと同じことを考える
  • 暗い気持ちのまま他のことが手につかない
  • 寝る直前まで心配事が頭から離れない
  • 夢にまで出て来る
  • 考えすぎ、気にしすぎはよくない。落ち込んではいけないと言い聞かせる
  • そう思えば思うほど、どんどん気持ちは落ち込んでいく
  • そして、心身はあっという間に疲弊してしまう

これがネガティブな感情の波に溺れている状態ですが、認知行動療法を続けると、泳ぎ方がわかってくるので、窒息死するような事態は避けられます。

HSPは些細な変化に気づく

特に、HSPは自分の中で起きている刺激に対しても敏感なので、自身の感情の変化で疲れやすい。

海でたとえるなら、潮の満ち引きの、たった1cmの変化にさえ気づくことができる状態です。これは、HSPにとって自然なことですね。

大事なのは、感情の波に飲み込まれるのではなく、波を観察して泳ぐ練習をすることです。

  • どんなときに気持ちが落ちるのか?
  • 何をしたら、回復するのか?

という、自分の感情の波のパターンを1つでも多く知りましょう。さらに、自分なりのストレス発散方法を日頃から集めてメモしておくと、いざというとき焦らずに澄みます。

次回は、ネガティブ思考の巣窟である【ひとり反省会】から思考パターンを見抜く方法について▽

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