自己分析

自己肯定感が低い人が苦手な「感じる」と「考える」の違い

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

音声でも解説しています。↓の再生ボタンを押すと始まります。

自己肯定感の低いHSPは、感情を押さえ込んで周りに合わせようと必死になります。

幼い頃に身につけた【自分の気持ちを後回しにする癖】があると、周囲とコミュニケーションが取れず、対人スキルの獲得が困難になるんですね。

そこで、個別相談では「まずは下手でもいいから感情を全部出してみよう」と提案しています。

今日は、ネガティブ・ポジティブに関わらず、感情を全部受け入れて表に出す大切さについて話しますね。

人間関係や出来事を点で考えがち

HSPは、危険察知センサーが強く働きやすく、不安や恐怖を感じやすい脳を持っています。

この特徴は、周囲から「神経質」とか「考えすぎ」と見られてしまうので、HSP本人も自分のネガティブさをコンプレックスに感じるんですね。そして、ネガティブなのは悪いことだと自己暗示をかけます。

でも、人生には幸せと同じくらい、不幸だと思うこともあるでしょう。好きな人がいれば嫌いな人もいますよね。元気な日もあれば、体調が悪い日もある。

このように、世界の仕組みは相反する2つの要素がセットになって存在しています。だから、どちらか片方だけ欲しいと思っても、必ずもう片方もついてくるのです。

自己肯定感が低いと、白黒思考である傾向も高く、そういった人は人間関係や日々の出来事を点で考えがちです。

仕事も家族も恋愛も、流れるプールのようにユラユラと流れている中の一部分だと考えると、目の前の刺激に一喜一憂して振り回されることがなくまります。

自分だけの国を作ってルールを決める

HSPは些細な刺激も深く処理する特性があるので、目の前で起きたことを、目に入るままに取り入れようとして、いつも脳はフル回転しています。

この特性が、人間関係や出来事を『点』で捉える習慣に影響していると考えられます。

これは気質から来るものなので、無理に考えないようにしても逆効果です。「やっぱり、私は考えすぎて何もできない」と自分を責める理由を作っているだけ。

そこで、まず自分の基準を作ることから始めてみましょう。自分だけの国を作って、国王としてルールを決めるイメージです。

自分の基準を作る目的は、目の前の刺激に対して一時的に大きく反応しても、すぐに『私』を意識して戻ってこれるようにするためです。

基準(ルール)を作るのは、次のようなものがあります。

  • 仲良くなる人の基準
  • 離れる人の基準
  • お金の使い方
  • 何を食べるか
  • 休みの日の過ごし方

こういった、日常生活に関係する事柄について、自分のルールを作ります。

このとき、環境や状況を気にする必要はありません。現状やルールを実行した結果も、作成の段階では一旦脇に置いておきます。

そして、実行できそうなものから手をつけていき、しばらくは、ただ実行することだけ意識します

自己肯定感が低い人は感じていない

自分の基準を作ることは、目の前の刺激に対して一喜一憂しなくなる有効な対策ですが、自己肯定感が低く感情を掴む習慣がない人は、かなり苦戦するはずです。

なぜなら、今まで「自分がどう感じるか」を意識する時間が少ないから。

この、「どう感じるか」「どう考えるか」と混同されやすいので注意して欲しいのですが、感じるというのは、気持ちを表す言葉で表現することができます。

【気持ちを表す言葉】
怖い、寂しい、悲しい、悔しい、もどかしい、名残惜しい、嬉しい、楽しい、安心、愛しい、など

一方で、「考えている」とは、もっと長い文章で表現されます。

たとえば、「私は、もう仕事を続けられないと思っています。よく眠れないので体調も悪く、休みの日は家から出られません。」という感じです。

感情を表す言葉を入れると、「私は、もう仕事を続けられない気がして悔しいです。よく眠れないので体調も悪く、休みの日は家から出られず、もどかしく感じています。」となります。

個別相談でクライアントさんに「どう感じましたか?」と聞くと、多くの方が頭で考えたことを教えてくれます。でも、そこに感情を表現する言葉は入っていないんですね。

潜在意識で感じてはいけないと必死に押さえ込んでいる、パンドラの箱のようなものです。

人の意見やアドバイスは答えではなくヒント

ネガティブはダメだからポジティブにならなきゃと思うと、『ネガティブな私』が反発します。世界の仕組みは、表と裏がセットになるようにできているので、どちらか片方だけ選ぶことはできないんですね。

ネガティブな自分がいてもいいと思えるようになると、自然とポジティブになれるから不思議なものです。

さらに付け加えると、自己肯定感の低いHSPは、自分ルールがないので、他人の意見を聞くと自分の意見を見失いがちです。

人の意見もアドバイスも、答えではなく1つのヒントです。だから、答えは自分で見つける必要があります。

自己肯定感の高い人は、「周囲の人は私を助けてくれる存在だ」と感じる基本的信頼感が育まれています。

基本的信頼感がない状態で、人に悩みを相談したりアドバイスをもらう行為は、弱点を晒して攻撃の隙を与えるような感覚になるので怖いんですね。

周りにいてくれる人は遠慮する人ではなく、アナタの夢を叶えてくれる人です。そしてアナタも、周りの人の夢を叶える人です。

基本的信頼感を育み、周りの意見は答えではなく、ヒントなんだと思えるようになると、ネガティブ思考を隠すことなく周囲に伝えられるようになりますよ。

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