これまで2社正社員を経験していて、どちらも想定外に昇進しました。1社目は実力主義の会社で3年目に入ったとき、2社目は人が少なくて2年目で昇進しました。
で、自分のことをよく動く会社のイチ歯車だと思っていて、
組織全体=自分自身
っていう意識が自然とあります。
自分という存在感が組織という大きなものに溶け込んでいて、境界線がないような感じ。
ところがポジションが変わると、やることが変わるから、適応できなくてプレッシャーだけが増えていったんだろうなぁと。
無自覚の防衛と緊急事態宣言
人に指示するとか、方針を決めるとか。会社が決めたことをコピーして喋るのは得意だけど、自分で決めて責任持って最後まで走り切るのが苦手。
- 求められることが変わる
- 業務内容が変わる
- 方針が変わる
こういう変化に対して、無自覚に防衛を取ってしまう。この防衛は攻撃性を孕んでいることもあって、しばしば緊急事態宣言として発出されます。
「大変だーーー!!!」
「動けーーー!!!」
と、脳内でずっと命令が出ているような感じ。
先輩の立場になると、とつぜん窮屈に感じるのは、こういう背景があったと思います。それにも関わらず、責任感が強くて真面目なので、与えられた役割は果たさなければと思うし、
みんなで
足並み揃えて
協力して
一致団結して
仕組みの中で
こういうのを求めるから、ズレがとても気になる。
- 新人、後輩(能力的に未熟な人)
- 個人的な利益を優先する人
- 役割に甘えて言い訳する人
こうした人々に自然と意識が向いて頭から離れず。
自分自身の描いた理想の組織の在り方に対して、「こんなの違う!」と苛立って、でも改革に邁進するほど自分に自信もないから、その場を立ち去るという選択を繰り返してきたんだなぁと思います。
あなたには人を支える力がある
エニアグラムの本に書いてある
あなたには人を支える力がある
という一文が、とても心に響きました。
人を支えること。すごく、やりたいし、何度も挑戦した気がするけど、一度も上手くいった気がしない。私は向いてないと思うようになった。
もう少し、役割の変化、環境の変化を受け入れる柔軟性を身につけたら、もっと違う現実になるのかなぁ
と思い始めてます。