80%の常識を手放して「繊細なまま」生きやすくなる

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

HSPが生きやすくなるには、そもそも『生きやすい』という感覚が非HSPと違うんだと知る必要があります。

HSPHSS研究家の時田さんがブログで、

幸せの形を読み間違えている

引用:しあわせかもしれないのに「そうじゃない感」を感じる3つの理由と対策。

と言っていて。

HSPって80%の常識に合わせがちだよなーと思いました。

多数派の意見が正解っぽく聞こえちゃうのは、しょうがないんだけどね。

時田さんが既にブログで濃厚な解説をされていますが、私も自分なりの言葉で伝えてみようと思います。

生きやすい感覚の違い

HSPは繊細なままで、生きやすくなれます。そのためには人口の80%に存在する非HSPの常識を手放す必要があります。

感情の大きな揺れも、落ち込みやすさも、傷つきやすさも。そのままで生きやすくなれるんです。

 

20%の少数派であるHSPが生きづらさ解消を目指すと、どうしても80%の非HSPと同じようになろうとする。

https://mentoreblog.com/wp-content/uploads/2021/08/汗かく女性2.png

些細なことに動揺しないよう練習しなきゃ

https://mentoreblog.com/wp-content/uploads/2021/08/困る女性3.png

みんな落ち込んでも気にしないんだから、私も忘れよう。

こうして涙ぐましい努力をするんですが、どれだけ頑張っても「なんか違う感」が拭えない。

それはHSPと非HSPでは【生きやすい感覚】が違うからです。

非HSPが動じないように見える理由

HSPが『繊細』と言われる大きな特性である、

  • 感情の揺れを敏感に感じ取る
  • 落ち込みやすい
  • 傷つきやすい

といった部分は、些細な刺激を深く処理する脳の仕組みがあるからです。生まれつき体の内外で起きる変化を細かく感じ取れる性質なんですね。

一方で非HSPは、HSPに比べて変化をざっくり認識する脳を持っています。

 

下の2枚の絵を見比べてください。

カルガモ親子の間違い探しです。

あくまで例ですが、HSPの脳は2枚の絵の違いを直観的に見分け、その差を「全然違うじゃん!」と大きく感じ取るんですね。

ところが非HSPには同じに見えるのです。

日常でいえば、気温や気圧の変化、相手の表情や声のトーンの変化などをHSPの脳は『違い』として感じ取っているんです。

一方非HSPは見て見ぬフリをしているのではなく、脳が違いを認識していないだけ。

非HSPが動じないように見えるのは、練習しているからではなく、そういう体を持っているからです。

 

※間違い探しの答え:親ガモの目の形・ほっぺの色、子ガモの目の形・首元・ほっぺの色

繊細な感覚の正体

感情の揺れでいえば、平常心が5だとしたら非HSPは±3くらいの変化で「気持ちが動いた」と感じます。

ネガティブなときは2になったら落ち込む。逆にポジティブな感情も8くらいにならないと「気分が変わった」と認識しない。

さらに刺激処理も短時間で終了して平常心5に戻るため、(HSPに比べて)頻繁に強い刺激を求めるんですね。

 

HSPは平常心5から6になると「なにか違うぞ」と気づく。さらに深く処理するので、非HSPに比べて感情が留まる時間が長い。

これはポジティブなときも一緒です。

自分の内側から湧いてくる感情の変化にも敏感に反応し、深く刺激を処理するからですね。

 

この感覚を持っているHSPが自分の基準に照らし合わせると、非HSPが些細な変化に動じないように見えるけど、実際は違いとして脳が認識していないだけ。

それにも関わらず非HSPと同じ姿を目指そうとして、±1の違いを察知する感覚を穏やかにしようと努力するのは、本来の自分を捻じ曲げる行為ですよね。

「私がしっかりケアしてあげる」という安心

繊細さ対策というと

  • 受ける刺激を減らす
  • 感情の揺れを小さくコントロールする

といった方法をよく聞くけど、これらは『攻め』の部類です。

普通に生活していると、どうしても攻めだけでは対応しきれない場面も出てきますよね。

HSPが繊細なまま生きやすくなるには、『守り』の対策も同時進行で増やしていくことを意識してください。

守りの対策とは、ダウンタイム(休息時間)を適切に取るとか、お風呂にゆっくり浸かるなど、刺激を受けたあとのリカバリーです。

 

興味のあることや楽しいことも、どんどん経験したいじゃないですか。

感情の揺れがあってもいい、落ち込んでもいい。みんな気づいてないけど確かに自分は変化を感じ取っていて、違和感を持っているんだと、まず肯定する。

そして「刺激を受けても大丈夫、私がしっかりケアしてあげるからね」と自分に言えることが、外の世界で活動する安心感にもつながります。

まとめ

HSPが生きやすくなるには、そもそも『生きやすい』という感覚が80%の人と違うんだと知ることから始まります。

80%の常識を手放して、自分の感覚を「持っている」と受け止めてあげる。

お互いの体の違いを知ると、わざわざ合わせにいく必要がないと理解できます。

攻めと守りの対策を増やしながら、繊細なままで楽しく過ごしましょう!

※補足※
気質と人の優劣は関係ありません。HSPの繊細さも、非HSPの鈍感さも、どちらも個性です。

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