こんにちは、ももか(@momohsphss)です。
最近、知的変容型エンパスだったと気づきました。
難しい概念をわかりやすく説明できたり、人がやっているのを見て同じように動けたり。
「なんでだろー?」と思っていたけど、私の共感対象は『人の思考』だったようです。
エンパスの6つのタイプ
エンパスとは、高い共感力を持つ人のことです。共感対象は様々ですが、代表的なものは次の6種類があります。
タイプ名 | 現象 |
身体ワンネス型 | 相手の身体に起きたことを、自分の身体で起きているように感じる |
身体直感型 | 相手の身体に起きたことが直感的にわかる |
感情ワンネス型 | 相手の感情を自分のことのように感じる |
感情直感型 | 相手の感情が直感的にわかる |
知的変容型 | 相手の思考プロセスを自分のことのように体験する |
スピリットワンネス型 | 相手のスピリットとつながり、内面を深く理解することができる |
珍しいものでは、植物・動物・鉱物などに共感するタイプも存在するそうです。
動物と会話してメッセージを飼い主に伝える人などが当てはまりますね。
知的(自己)変容型エンパス

知的(自己)変容型は、人の思考プロセスを、まるで自分のもののように体験します。学問的な知性ではなく、IQとも関係ありません。
次の質問は、『エンパシー』でローズさんが挙げているチェックリストです。
●あなたは音楽、数学、チェス、コンピュータなど、他とは異なる波長を持つものに惹かれますか?
●知的な人といると、強い反応が現れますか?(困難、喜び、放心など)
●複雑な作業を、その方法を知っている人と一緒にいるだけで、簡単に学ぶことができますか?
(例:ジムはコンピュータ・コンサルタントですが、コンピュータそのものについてはよく知りません。
でも、それを知っている人の意識の中に入ることができるので、何をどうしたらいいかわかるのです。
彼のような強力な知的変容型能力者は、おそらく一万人に一人くらいしかいないでしょう)
●あなたは情報収集よりも、知識を探究する人ですか?
●比喩をよく使いますか?抽象的なことが好きですか?物事の原理を探究しますか?知的変容型は、思考の構造に興味を持ちます。
ローズさん曰く、知的変容能力は、物事を二つ以上の観点から見る能力だそうです。
知的変容型エンパスのメリット・デメリット
ここからは、私の個人的な経験から知的変容型エンパスのメリット・デメリットを挙げてみます。
【メリット】
- 未経験の仕事もすぐ形になる
- 説明書を読まなくても機械が操作できる
- 専門家にならなくても一定レベルの知識がつく
【デメリット】
- よく知らないけど「詳しい人」だと思われる
- どの分野も魅力的で専門分野が定まらない
実際にやっている人の動きを見たり、言動を観察していると、なぜかその人の思考を追体験できるので。
仕事では重宝します。
たとえば、社歴10年目の先輩の言動を観察していると、脳内に全体像がダウンロードされるので、「つまり、こういうこと?」と自分なりにマニュアル化して動きます。
だから、手取り足取り教えてもらわなくても、前後関係を把握してなんとなく形になっちゃう。
たいてい、始めて数週間しか経ってないのに、ずっといる人みたいな扱いになります。
知っているから限定したくない
最近、「何者にもなりたいから、何者にもなりたくない」と自覚しました。
その理由の1つに、知的変容型エンパスであることが関係しているのだと思います。
『エンパシー』の中で、ローズさんは、次のように解説しています。
マインドが自由に空間を飛びまわり、拡大しているところを想像してみてください。
やがて、着地しようとするときに、一本の小さい滑走路で満足できるでしょうか?
引用:エンパシー
どの分野も、それなりに理解できてしまうので、どれも魅力的に映り、ひとつに集中することができないのです。
魅力を知っているから、限定したくない。
そんな感じです。
どの自分も、自分らしいようで、そうでもない気がする…なんて、思っていたんですが。
個性の研究をするときに、相手の世界に入り込めるので。
能力だと自覚して使っていこうと思えたとき、とても心強いと感じました。
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