<第1章>HSS型HSPの生きづらさが解消しない理由

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

このシリーズでは、HSS型HSP気質を通して生きづらさ解消に取り組むとき、1番最初に知っておくと良いことをまとめました。

100人以上のHSS型HSPの相談に乗ってきて、よく聞かれることや、共通のお悩みを集めたので。気質を活かして生活する基本でありながら、生きづらさ解消の核になるテーマばかりです。

少しでも、あなたの生きやすさに繋がれば嬉しいです。

目次

【今回】
<第1章>HSS型HSPの生きづらさが解消しない理由

1-1一般的なノウハウは非HSP向け
1-2HSSとHSPのどちらかに対策が偏る
1-3「共感」と「お手本」が得られない

<第2章>違いを知ると真実がわかる
2-1 非HSPの鈍感で図太いメンタルの真相
2-2 HSS型HSPと非HSPは行動の理由が違う

<第3章>自分を知ると繊細さは武器になる
3-1 自分だけの刺激対策を作成する
3-2 HSP初心者がやりがちなNG行為

<第4章>HSS型HSP全開で居心地の良い関係を作る
4-1 HSPだとカミングアウトせずに、HSPを理解してもらう
4-2 落ち込んだときの立て直し方
4-3 激しい感情の落差の扱い方

<おわりに>あなたの感じた、どれもが正解

<第1章>HSS型HSPの生きづらさが解消しない理由

HSS型HSPの悩みは複雑化しやすく、通常のカウンセリングでは解消が難しい傾向にあります。

私も心理学を学び、自己啓発本を読み、アダルトチルドレンのカウンセリングやカラーセラピーなど、本当に色々やりました。

どれも「なるほど!やってみるか!」と、頭では理解して行動に移すのですが、なんだか核心部分がスッキリしないんですよね(-_-;)

HSS型HSPが一般的に出回っているノウハウを試しても、なかなか生きづらさが解消されない原因は、大きく3つあります。

1-1 一般的なノウハウは非HSP向け

HSS型HSPは人口の6%にしか存在しない少数派です。(HSP非HSSは気質の割合自体は少数派ですが、特性は多数派です。)

ところが、一般的な仕事、お金、(恋愛含めた)人間関係…など市民権を得ているノウハウは、どれも『多数派(非HSP)』向けに作られています。

そりゃそうですよね。企業は、需要が多いものを作るのは当たり前です。

 

あなたも、次のようなタイトルの記事を見たことがありませんか?

「20××年人気企業ランキングから見る働きやすい職場の条件とは?」
「人間関係が続かない人の特徴5選」
「たった1分!簡単家計簿で貯金体質になる!」

こういった記事は、多数派に向けて書かれたものです。

非HSPであれば、こうした薄い情報も自分の基準と照らし合わせて取捨選択ができます。(実際は、「ふーん」と思いながら何もしないか、現状が変わらなくてもそこまで気にしない)

ところが、境界線が薄いHSPは自分の基準が曖昧なので、違和感を持ちながらも、素直に聞き入れて自分を変える努力をし続けるんですね。だから、頑張って努力しても現実が変わらないです。

1-2 HSSとHSPのどちらかに対策が偏る

HSS型HSPは両極端で相反する性質を持っているので、普通の企業がターゲットにするような、わかりやすい属性に当てはまらないのです。

単純な属性というのは、次のように「Aの傾向にある人」「Bの傾向にある人」と明確に分けられるものです。

【ターゲットA】

  •  内気で大人しくて一人が好き
  • 静かな場所でじっくり自分と向き合うのが好き
  • 知的好奇心が旺盛で調べものが好き

【ターゲットB】

  • 外出や飲み会が好きで社交的
  • 人に働きかけるのが好き
  • 新しい経験に積極的

 

世の中の94%の人は、AかBどちらかの傾向が顕著で、わかりやすく判別できます。でもこれって、HSS型HSPなら「AもBも全部当てはまる!」と感じますよね(◎_◎;)

とても一言では表現できないくらい、複雑な内面を持っているのです。

だから、【A or B】というように、どちらか一方のみを採用しようとすると、正反対のもう一方がブロックとなって、努力が空回りしてしまうのです。

HSS型HSPは【A and B】という、合わせ技での対策が必須です。そして、これには順序が物凄く大事になってきます。

1-3「共感」と「お手本」を得られない

HSS型HSPは、エネルギッシュで行動的な自分と、臆病で傷つきやすい自分を常に同時に抱えて生活しています。

ところが、この感覚を同じように感じているのは人口の6%なので、生きづらさを解消するときに、2つの壁が立ちはだかります。

それが『共感』と『お手本』です。

私たちは少数派なので、感覚を心から共感してもらう経験が極端に少ないですよね。部分的には理解してもらえるものの、HSS型HSPが抱えがちな、次のような悩みは普通の人には想像もできません。

HSS型HSPが抱えがちな悩み

  • 昨日と今日で考えていることが全く違って、本当の自分かわからない
  • 気になったことはどれも経験したいけど、リスクばかり考えて動けない
  • そうかと思ったら、ある日突然動き出して後から後悔する
  • 人間不信になるくらい傷ついているのに、辛さが人に伝わらない

 

また、少数派で同志を見つけにくいので、人生のお手本となるメンターにも、なかなか出会えません。

誰を参考にして何取り入れればいいか、わからない。そもそも、人を尊敬するとか憧れるという感覚がわからない。そんな状態です。

このような理由から、HSS型HSPは一般的なノウハウでは生きづらさが解消できないのです。

では、どうすれば【自分軸】や【境界線】を作り、生きづらさを解消することができるのか?

第2章から具体策を解説していきますね。

次回▷<第2章>違いを知ると真実がわかる

HSS型HSP気質な個性研究家|心理分析士|気質と性格から『個』の『性質』を知り、自分らしいライフスタイルを作る方法を発信中

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