こんにちは、モモ(momohsphss)です。
ようやく記事にするときが来た!!!
HSS型HSPにも個人差があってキャラクターは様々ですが、そのなかでも私が憧れる存在があります。
このタイプのHSS型HSPさんがセッションに来ると、「いいなぁ~。かっこいいなぁ~」なんて思うんですが、ご本人は価値に気づかない。
そんなモモちゃんが憧れるHSS型HSPさんの特徴は、こんな感じ
- 複数の利害関係者が関わる長期プロジェクトに携わることが多い
- 相手の話を聞くと「現状」「課題」「解決策」が頭に浮かぶ
- 明確なゴールとマイルストーンを描いて実行できたとき達成感を感じる
- ビジョンが曖昧だと途端に動けなくなる
- 「○○さんに任せるとスムーズに進むね」と言われる
- だれに、なにを、どう依頼すれば全体が良くなるか「適材適所」で人員を配置できる
過去記事で破壊的に合わないメンバーがいる会社ばかり選んでしまうHSS型HSPさんの話を読んでいただくと、このタイプが才能を抑圧した結果がよくわかります。
マジで、持ってない人からしたら理解できないのだけど。それが”才能”というものなんだけど。ほんとーーに、本人は
こんなもの持ってても役に立たないよ。
何の価値もない!
それよりモモちゃんが持ってるものが欲しいなぁ
(モモちゃんのようになりたい)
なんて話になるんですよね。
モモちゃんは、このタイプのHSS型HSPさんを”最強の実行者”と呼んでいます。
今回の記事を通して、最強の実行者タイプのHSS型HSPさんが自分の持っている才能を自覚し、活かすヒントになれば嬉しいです。
HSS型HSP最強の実行者タイプの特徴
最強の実行者とは、北野唯我さんの著書『天才を殺す凡人』に出てくるタイプのひとつ。
他人の意見もきちんと受け入れる耳もありつつ、自分の意見もはっきり述べることができる
このことから、つぎのような特徴があります。
- 高度な共感力を兼ね備えた秀才
- チーム全体の不利益のために声を上げる
- 実際的なタスクをこなしながら再現性と効率を担保できる
高度な共感力を兼ね備えた秀才
最強の実行者タイプは、高度な共感力を兼ね備えた秀才です。
- 仮説思考、論理思考
- リスクヘッジ
- 振り返り、改善
いわゆるPDCAを回すのが超得意なので、学校の成績も良いです。
ご本人の自己評価では、「そんなことない!」と思うかもしれないけど。客観的には、かなりハイレベルでできている印象です。
もちろん学力には個人差があり、東大・京大レベルからMARCH、それ以下までグラデーションはあります。が、だいたい平均以上です。
成績という数値の高低というよりも、学校の勉強に必要なスキルを身につけるのが上手なんですね。
学校の勉強に必要なスキル
- 与えられた課題を理解する(先生の意図を読む)
- 課題の解決方法を記憶する
- スケジュールを立てる
- 苦手なところを客観的に把握して克服する
- 制限時間内に回答する(効率と正確性)
- 結果を振り返る
- 対策を練って再チャレンジする
- 再現性を高める
当たり前じゃない?
学校の勉強は”やり方”がわかれば攻略できる
そう思ったあなたは、最強の実行者タイプである可能性が高いです。(このタイプがよく言うから!!)
あのね、私みたいに”やり方”を身につけるところで躓く人もいるんですよ!!!
HSS型HSPで最強の実行者タイプは、バランス良く勉強ができるのも特徴です。
全部100点は取れなくても、全教科70点とか。教科によって強烈に差がつくことがなく、苦手分野をカバーしています。
大きい声では言えないけど
成績が良くて目立つのが怖くて、コッソリ手を抜いてた
っていう人もいます。
全体の不利益になる問題は権威者に物申す
HSS型HSPで最強の実行者タイプは、全体の不利益になる問題を発見すると、権威者に物申さずにはいられない。
”全体の不利益になる問題”というのがポイントで、自分の利益を独り占めするために動くことはありません。
こちらも本人としては「言いたくて言っている」「自分の快感のために言ってる」というよりも、
他に言える人がいないから、自分が言うしかない
っていう感覚です。
とあるプロジェクトに参加していたら……
たとえば、こんな状況で才能をフル発揮します。
新商品開発プロジェクトに参加中、プランAで話が進んでいるが、現場は疲弊ぎみ。このままいくと品質を担保することが難しい。
課長はプランAで押し通そうとするものの、現実的に考えるとプランBにした方が安全に着地できるはず。
プランBを課長に提案する場合、経理課の○○さん、広報課の××さんの合意を得た方がいい。同じチームの△△さんなら話しやすいだろうから、声をかけてみよう。
もし、プランBがNGになることを想定すると、プランCになるけど、その場合のリスクは・・・
ご本人としては軽々やってるんですけど、かなり高いレベルでリスクヘッジ、仮説思考・論理思考、仲介役ができるんですね。
何度も言いますが
それ、才能ですよ!!!
実際的なタスクをこなしながら再現性と効率を担保できる
だから、当たり前じゃない?
もぉーーーーーーー!!まだ言うか!!!!
それができない人(モモちゃん)がいるんだよぉぉぉぉ!!!!!
ほんっっっとに、頭のなか覗いてみたいんだけど、すごいんだよ。
ねぇ、知ってた?
世の中には、どう頑張っても、どれだけ努力しても、どれだけ金をつぎ込んでも
再現性
効率
この2つを使いこなせない人がいるのですよ!!!(その一人がここにいます)
モモちゃんは、ずーーーっと、ずーーーーっと。何度も、何度も。PDCAというものにチャレンジしました。
でもね、不思議なことに、計画を立てた次の瞬間、ミラクルが起こって結果が出たりしちゃって。計画以上のやり方が降ってきたり。(計画が甘いだけなのだけど)
自分がやっていること、考えていること、出した成果。振り返って分解して
だれがやっても同じ結果が出るようにする
うん、無理、できない。
とっても、とってもエネルギーを使う。後ろ向きで歩くレベルで、フラストレーション溜まります。
HSS型HSPで最強の実行者タイプは、秀才タイプなので。効率と再現性を使いこなすのが上手い。呼吸するようにできる。
かっこいいなぁ
会社員でも「なんとかできちゃう」からつらい
HSS型HSPで最強の実行者タイプの才能は、会社員として重宝されます。とくに中間管理職には最適です。
提示されたビジョンを実現するために、あらゆるステークホルダーのことを考える。効率と再現性を使いこなし、新しいことにもチャレンジする行動力もある。
弱者を守るために、権威者に物申すけど、必要ない争いを避けるために全力を尽くす。
でもね……でも……
できちゃうからこそ。会社員でも、なんとか続けられちゃうからこそ。つらいんですよね。
秀才と凡人の橋渡し。再現性と、共感性を武器にもつ。
つまり、ロジックも強くて、人の気持ちもわかる。まさにどの会社にもいる「エース」
学生時代から常に組織の中心にいて、就職活動も器用にこなし、行きたい会社に行く。営業と開発、正社員とアルバイト、本社部門と現場などをつなく。
プロジェクトマネージャーとしても大活躍する。
ただし、新しいことをやらせると「既存のサービス」の焼き直しになり、革新的なものは生まれないのが弱点。
北野唯我/天才を殺す凡人
北野さんの解説だと良く書いてあるけど。
才能の扱い方に悩んでいるHSS型HSP最強の実行者は
何も成果を出してない。人の気持ちもわからない。
ひとりで仕事する方が好き
と言います。
面接受ければ採用されちゃうから、しっくりこないけど仕事には就ける。サボることも罪悪感があるから、与えられた仕事はきっちりこなす。
だから、つらい。
リスクヘッジは呼吸と同じ。実行した結果を振り返って、同じ失敗をしないよう対策立てるなんて、当たり前にやること。目の前に問題があれば、最善を尽くす。
だから、つらい。
変人、奇人、天才。
一般社会の枠に収まらない人に憧れるけど、自分がそっち側じゃないこともわかってる。
常識・前例・世間体。聞けばイラっとする言葉だけど、いちばん気にしている自分がいて、クレイジーになりきれない。
住む場所も、仕事も、評価もある。人付き合いもできる。怒られることも、失敗することもあるけど。
同じ間違いは絶対しない
そうやって十字架背負って生きてきた。人知れず反省会をしているから、どん底まで落ち込んでいることなんて、周りは気づかない。
致命的な病気になるわけでもなく。寝たきりになるわけでもなく。頭がおかしくなりそうなのに、なりきれない。
すごく苦しいのに。今日も会社に行けちゃう。
だから、つらい。
HSS型HSP「最強の実行者」という才能
最強の実行者タイプのHSS型HSPさん、あなたのもつ才能は特別なもの。
- 仮説思考、論理思考
- リスクヘッジ
- 振り返り、改善
当たり前だと思うかもしれないけど、できない人もいるんだよ。
最強の実行者タイプは、だれからも愛されて憧れられる”愛されキャラの天才”こそ、素晴らしい才能だと言うけれど。
あなたには、天才が「話が通じない(泣)」と困っているとき、天才の言葉を通訳して、ビジョンを実現する高度なスキルがあるんですよ。
だからね
自分がもっている才能を自覚して、大切に扱おう。使う場所と人を選ぼう。
そして、何より。
高度なPDCAを回す能力によって、自分を裁かないこと。自分への評価基準を緩めることを許可しよう。
最強の実行者は、実行力があるがゆえに、成果に対してシビアになりすぎて、必要以上に自分にダメ出しをする傾向があります。
学校のテストのように、100点を取ることが必要ない場面もあります。
「この場面では90点でもいい。この場面は、絶対100点取りに行く」と、緩急をつけられるようになると、才能を上手くコントロールできるようになります。
あなたの才能は、とても素晴らしいものです。大切に磨いていこうね。