タイプ別特性

【図解】HSS型HSPとMBTIから見るそれぞれの生きづらさ(前編)

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

今回はHSPHSS(先天的な気質)と、MBTI(後天的な性格)を掛け合わせて、HSS型HSPの生きづらさについて解説していこうと思います。

人口の6%という少数派なHSS型HSPでも、性格によって人間関係で悩むポイントや、社会的役割(いわゆる適職や天職)が変わるので。

それぞれのタイプの特徴が理解できると、自分と違うタイプとの境界線が引きやすくなり、さらにどの能力を伸ばしていけばいいかわかります。

MBTIは性格を4つの要素から分析する

MBTIとは、心理学者のユングが提唱したタイプ論をさらに発展させ、性格を16種類に分類した性格分析です。

人は出来事を見たり、関わったり、働きかけるうえで一定のパターンがあり、その指標として次の4つの側面があるとしています。

  • エネルギーの方向(外向⇔内向)
  • ものの見方(感覚⇔直感)
  • 判断の仕方(思考⇔感情)
  • 外界への接し方(知覚的態度⇔判断的態度)

この4つの側面において、それぞれ対極のどちらを優先的に使っているかを見ることで性格タイプを判別していきます。

この記事では、4つの要素の解説をメインにするので16タイプの特徴については割愛しますね。

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エネルギーの方向

ユングの理論におけるエネルギーの方向とは、心の目の向けられている方向を意味しています。

一般的に性格を表す際に使われる『外向的』『内向的』とはニュアンスが違います。HSPHSSを知るときに、ここの違いをまず理解しておくと後の説明もわかりやすくなります。

外向

心の目が自分の外側に向いていて、外界からエネルギーを補給します。

外向を優先して使う人は、自分の外側で起きていることに反応して、体験できることを自然と求めます。自分の考えを整理するとき、ひとりでいるときも声に出して考えを深めたりします。

内向

心の目が自分の内側に向いていて、内界からエネルギーを補給します。

内向を優先して使う人は、自分の内側で起きていることに気づきやすく、思いや考えに焦点を当てることを求めます。考えを整理するときは頭の中で一度受け止め吟味してから外に出そうとします。

ものの見方

ものの見方は、情報を取り入れその情報に対して何かしら結論を導き出すときの機能です。

物事を捉えるときの、視点や視座の違いなどと言えます。

感覚

感覚を優先する人は、具体的な事実に沿って情報を集め、体験できること目に見えることを重視します。

目の前で起きていること、実際に起こったことから情報収集をするので、斬新な発想というより過去の事例から焼き増ししたアイディアであることが多いです。

「いまここ」に意識が向ている印象を与えます。

直感

直感を優先する人は、抽象的なイメージや関連づけることで閃いたものを包括的にまとめることを重視します。

比喩的なものや、アイディアや可能性を関連づけていき、洞察したり体系立てたりすることに惹かれます。

斬新な発想が得意で先の未来に意識が向ている印象を与えます。

判断の仕方

集めた情報の使い道や価値を決めるときに、何を基準に判断するかも2極化されます。

思考

思考優位な人は、出来事から距離を取って客体的に判断することを重視します。

結果を出す、白黒つける、目的に向かって前進し道を逸れずにゴールすることを目指す人という印象を与えます。

状況を把握するときに「AならばB…ということはAならばC」というように、集めた情報の正確性を追求し理論的に考えます。

感情

感情優位な人は、出来事の中に入っていき他者に与える影響を見ることを重視します。

人間関係の調和を求め、原理よりも個々の価値観を大事にする人という印象を与えます。

状況を把握するときに「AならばB,C,D…F,Xもあるかもしれない、でもそれも一つの可能性にすぎない」というように、それぞれの要求や可能性を考えます。

外界への接し方

自分の外の世界と接するときの習慣や行動は、『外界への接し方』として2つの極で見ることができます。

判断的態度

判断的態度を優先する人は、物事を決めようとしたり、体系立てたり、順を追って話をする傾向があります。

締め切りよりも前に課題を提出したり、物事に決着をつけることを好みます。

突然の変更や予想外のアクシデントに弱い印象を与えます。

知覚的態度

知覚的態度を優先する人は、その場その場で対応したり、枠を決めずに臨機応変さを求める傾向があります。

即断即決するよりも、流れに任せることで最良の結果を得られると思っており、結論の出ていない曖昧な状態にそれほど抵抗を感じません。

情報収集や予測に力を入れ過ぎて行動に移せない印象を与えます。

性格の4要素は全て持っている

ここまで説明してきた4つの側面と、それぞれに含まれる2極は全て1人の人間の中に存在しています。

たとえば、外向タイプは、自分の外側に心の目を向けてエネルギーを補給(外向)したあとに、内側に目を向けてさらに味わう(内向)やり方を好んで使っているんですね。

さらに、上図のように4つの要素は外側にいくほど、他人から観察しやすい『行動』となって現れますので。

知覚的態度を優先する人は、結論を先送りにすることを好むので「優柔不断だ」と思われやすい。

この人が心のエネルギーを外に向かって補給する人(外向的)だった場合。

四六時中ブツブツとしゃべっていて、自分では何も決められず、人に意見を聞きまくって情報収集していたら、どうでしょうか?

少なくとも「社交的で活発ね!」とはなりにくい。

図からもわかるように、心のエネルギーの方向である『外向』『内向』は最も人から見えにくいのです。

HSPHSSとMBTI

HSPHSSとは、先天的に持って生まれた気質です。遺伝の要素が強いと言われ、持つ人と持たない人に別れます。

一方でMBTIは、成長の過程で後天的に身につけた性格についての分類で、人間はみんな全ての要素を持っていると考えます。

ただし、後天的に身についたとはいえ、性格のほとんどは幼少期に学習したものを核に成長していくので、一定の枠から大きく外れることはありません。

(大人になるにつれて多少の変化はするけど、180度別人のようになるにはかなり大きな転換が必要ということ)

HSPには、内向的な人外向的な人の両方いるというのは、HSPHSS気質を知るうえで重要なポイントです。

 

HSP気質は、脳の行動抑制システム(ブレーキ)としての役割を持っています。反対に、HSS気質は行動活性システム(アクセル)の役割があります。

HSPHSSとMBTIを掛け合わせることで、持って生まれた基本スペックと、成長の過程で身に付いたパターンがわかるので、自己理解を深めることができます。

 

後編ではHSS型HSPの2タイプがそれぞれ抱える【悩みの違い】を明確にしていきます↓

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