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HSPとHSSとHSEの違いがよくわかんないから比較してみる

【2021年3月追記】
この記事は、気質と性格の関係について研究を始めた初期のものです。現在は、複数の気質及びタイプ論、認知特性を絡めて個性を見ています。

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

最近チラホラ見る『HSE』というワード。

HSPの中には、外向型がいる。でも、HSEもいる。HSS型HSPと、HSS型HSEがいる。HSE非HSSもいる。

えーーっと(・・;)

よくわかんないから、まとめまーーす!!!笑

HSPには内向型と外向型がいる

そもそも、HSPには、内向型と外向型が存在します。

まずね、HSPと内向型を同じものとして考えると、もう意味わかんなくなっちゃうから、気を付けて。

 

アーロン博士は、「HSPと内向型を一緒にすんなよ!」と主張しているわけです。

そして、内向型とは全く別の視点でアプローチしましたよ、という主張のもと

「HSPという気質を持って生まれた人がいる。脳科学も使って検証したよー。ホルモンとか遺伝子が関係しているよー」

って言っております。

そして、「HSPの特徴を文字にすると、これまでユング心理学で研究されていた、内向型の特徴と重なる部分がある!でも、別物!」と言っているんですね。

さらに、「HSPの30%は外向的で、心理学者のマービン・ズッカーマンが提唱しているHighSensationSeekingの特徴を持ってるよ」と発表しました。

内向型と外向型って何?

ここまでくると、内向型とか外向型ってなんだっけ?となりますよね。

心理学者のユングは、性格は、自分を中心にして意識が『内側・外側』のどちらに向きやすいか分かれると言いました。

次に、アーロン博士がHSPを提唱するきっかけとなった、ユング心理学の『内向型・外向型』について、おさらいしましょう。

内向型

内向型は、自分の内側から湧いてきた「内面の感情」「思考」に意識が向きやすいです。

行動するときや回復するときに、意識が内側に向くので、1人の時間を作って、自分に意識を集中させることを好むのです。

精神面での充足に価値を置く傾向にあります。

外向型

外向型は、自分の外側から発生する「人の働きかけ」「社会生活にあるもの」「物質的なもの」などに、意識が向くんですね。

行動するときや、回復するときは、人との関わりや社会的な出来事など、自分の外側に意識が向きます。

だから、人と喋ったり出かけたりして、外界と接することを好みます。

両向型

さらに、内向型と外向型の両方を持った、両向型もいます。

両向性格者は、集団および人との相互作用において適度に心地よさを感じるのみならず、人ごみから離れて独りで時間を過ごすことをも愉しむ。

より簡単に言うと、両向性格者とは、その場に応じて振る舞い方を変化させる人である。

引用:ウィキペディア

ってことはさ、もうユングさんの時代から「内向型にも外向型にも属さない、両方持ってる人もいるよ」と、言われてたんですよね。

ここから発展して、アーロン博士のHSPやHSS型HSPが誕生したのです。

スーザン・ケイン!話が違うじゃないの!


スーザン・ケインは、『内向型人間の時代』という本の中で、がっつりHSPについて説明し、アーロン博士のHSP向けイベント(リトリート)に参加したと書いています。

この本は、HSP界に大きな影響を与え、多くの内向型も勇気づけられました。ところが、スーザンさんの発信に異議を唱えている人がいるのです。

それが、ジャクリーン・ストリックランドというカウンセラーです。

ジャクリーンは、アーロン博士のブログにゲスト寄稿して、次のように話しました。

彼女(スーザン・ケイン)が、内向性と敏感さとの関連性について関心を持ってくれたのは、まさにこのリトリートだったからです。

後になって、私は光栄にもアーロン博士と一緒に、この本(内向型人間の時代)のため、彼女のインタビューを受けることになりました。

ところが、出版された本の中身を読んだとき、私は戸惑い、そしてちょっとばかり落胆せざるを得ませんでした。

引用:内向型、外向型そしてHSP

 

あくまで、ブログ記事を読んだ個人的な印象ですが。

ジャクリーンは、スーザンが主張する内向型の定義がHSPそのもので、

「私とアーロンの研究パクッてるでしょ!」

という気持ちになったのではないかと推察します。

だから「HSPの世界を、ちゃんと知ってほしい。内向型とか外向型では説明できない、もっと奥が深いものなのよ!」と言いたかったのかなと。

さらに、「HSS=外向型=HSS型HSPという図式も、厳密には違うのよ!」という、主張がしたかったのかなと、読者として感じました。

ジャクリーンが明確に異議を唱える理由として、マイヤーズ・ブリックスタイプ指標に基づいた研究をしていることが挙げられます。

MBTIは人の性格を16タイプに分類する手法です。

16タイプで物事考える人からしたら、内向型か外向型の2択なんて、ザルみたいなものですよね。笑

HSEって何?

ジャクリーンさんの提唱する『HSE』は、Highly Sensitive Extroversionの略で、直訳すれば「非常に敏感な外向性」です。

ん?ん?ん?とても敏感だけど外向的な人ですかね。

HSS型HSPと何が違うの(・・;)??

 

HSEは、HSPの分類の1つですが、ジャクリーンの主張によると明確に区別するものです。

ここまでの登場人物3名の主張をまとめると、

人間の思考と行動の特性は、

  1. 刺激への積極性
  2. 受けた刺激を処理する感覚器の優位性
  3. 人との関わりに対する積極性
  4. 人との関わり方

という、4つの尺度で分類できます。

では、HSP、HSS、HSEの違いについて見ていきましょう。

HSP、HSE、HSSの違い

HSP、HSS、HSEの違いを見るポイントは、【刺激への積極性】【心のエネルギーの方向】です。

HSPの4タイプ

  1. HSP
  2. HSE
  3. HSS型HSE
  4. HSS型HSP

すごい汚い手書きで恐縮ですが、精いっぱい頭の中を形にしてみました。

1、HSP

まず、シンプルなHSPです。

【刺激への積極性】小さい

【心のエネルギー】内向

特徴

HSPは刺激を好まず、自分の世界を大切にし、人との関わりもあまり必要としません。

このタイプは、見た目から「繊細そう」「神経質そう」とわかるので、学校のグループで孤立しやすい人です。

いわゆる根暗の印象を持たれたり、読書家、インテリといった一般的に見てもわかりやすい『ザ・内向型』です。

2、HSE

HSEは、外向的なHSPです。衝動性は少ないですが、人との関わりを積極的に持とうとするタイプです。

【刺激への積極性】小さい

【心のエネルギー】外向

特徴

外向型(=HSE)で、外界でエネルギーをチャージするので、HSS型HSPと混同しやすいです。

仕事はサービス業などを好みますが、刺激への関わりに対しては消極的で、安定性を好み、スリルや冒険心よりも安全確実を優先します。

3、HSS型HSE

HSS型HSEは、外向的で衝動性もあるHSPです。

【刺激への積極性】大きい

【心のエネルギー】外向

特徴

外界で心のエネルギーをチャージするタイプで、尚好奇心旺盛で行動的です。

物事の考え方が「みんながクリアできるか、みんながリスクなく動けるか」といった基準を持ちます。

そういった意味で、ルールや常識ベースで物事を考えて集団に影響を与えます。

4、HSS型HSP

HSS型HSPは、内向的だけど刺激に対しては積極的で行動的なHSPです。

【刺激への積極性】大きい

【心のエネルギー】内向

特徴

新奇性や行動力はあるものの、内省的なので天才肌に見えます。

ベースはHSPなので、ぶっ飛んだ変人や破天荒な変わり者という見た目にはなりません。見た目は普通で、むしろHSPのように穏やかで柔らかく、物静かな印象を与えます。

内向的なので、物事の判断基準は「自分が納得するか」が強いです。戦略的に人に働きかけるより、背中で語ることで影響力を発揮できます。

HSS型HSPの2タイプ「目立ち方の違い」

HSS型HSEも、HSS型HSPも、集団に大きな影響を与え目立つ存在です。

ただ、目立つ原因が違うんですね。

HSS型HSEの目立つ原因

HSS型HSEは、自分の外側の対象と関わるとエネルギーが湧くので、不平不満を言うことにあまり抵抗がありません。

サポーター的役割になっても、ガンガン口出しします。だから、発言自体が目立つんですね。

逆に、衝動性はあるとは言え、行動面では常識的だし、その場にそぐわない発言は抑えることができます。

HSS型HSEが目立つ原因は、ある意味人間的だし、原因が明確である場合が多いです。

HSS型HSPの目立つ原因

HSS型HSPは、じっくり内省することでエネルギーが湧いてきます。

だから、不平不満を口にすることは少なく、感情の変化が読み取りにくい特徴があります。何を考えているかわかりにくい。

なのに、口を開けば突拍子もない発言をしたり、暗黙のルールも天然で破るし、行動が目立つんです。

控えめだけど洞察力はあって、心の奥の闇を見抜かれている気持ちを抱かせる。

群れない、媚びない、でも人一倍優しくて人の気持ちがわかる。

だから、オーラが目立つんです。

同じHSPでも「人との関わり方」が違う

個人的な話ですが、過去に付き合った2人のHSP彼氏は、1人がHSEで、もう1人はHSS型HSEだと思います。

2人とも独立したてで、人脈を広げるのに一生懸命で、繊細なのに人といることに耐性があって、交流会にドンドン行くんですね。

「本当は1人でいたいけど、必要だから」と言って動けちゃう。

しかも、行く先々で新たな人脈を作って、次の繋がりに発展させて帰ってくるんですよね。

 

私は自分をHSS型HSPだと思っているのですが、交流会は「ムリ、疲れる、行きたくない」となり、参加しなくなりました。

一人で専門書読んだり、ブログにアウトプットする方が好きだし、仕事のためだけに人脈を広げようとすると、苦しくなって寝込みます。

それで、悟ったわけです。

「私、コミュ障だったわ。社交性なかった。」と笑

一人で集中して文章書いたり、音声撮ったりするのは、すごく楽しくて新しいこともしたいし、思い立ったらすぐ行動したい。

でも、誰かのペースに合わせてとか、みんなやってるからとか苦手。

でも人が嫌いなわけじゃないから、『概念としての人』を研究し続けているんです。

 

人間関係や仕事に悩むHSPは、外向・内向というポイントでチェックしてみてください。

人との違いがわかれば、自然と自分の立ち位置(役割)だったり、本来持ってる能力が見えてきますよ。

HSS型HSPにオススメの書籍

HSS型HSPの知識は、時田さんから教えてもらったことを参考にしています。「かくれ繊細さん」は、少数派の内面を的確に表現されていて、自己理解を深めるのにオススメです。

HSS型HSP気質な個性研究家|心理分析士|気質と性格から『個』の『性質』を知り、自分らしいライフスタイルを作る方法を発信中

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