HSPとHSSとHSEの違いがよくわかんないから比較してみる

【2021年6月追記】
最新の内容に大幅アップデートしました

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

最近よく見る『HSE』というワード。HSPには外向型のHSEがいる。HSS型HSPとHSS型HSEがいて…えーーっと(・・;)

よくわかんないから、まとめまーーす!!!笑

HSPには内向型と外向型がいる

HSPと内向・外向は別物です。

生みの親であるアーロン博士は内向型のネガティブな印象に違和感を持って研究を始めたんですね。

そして、

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アーロン博士

内向型を違う視点で研究したら、生まれつき繊細で敏感な気質の人がいるみたい!

脳科学も使って検証したら、ホルモンや遺伝子が関係しているとわかった。

これをHSPと名付けよう!

っていう経緯で名前が付きました。

さらに、「HSPの30%は外向的で、心理学者のマービン・ズッカーマンが提唱しているHighSensationSeeking(HSS)の特徴を持ってるよ」と発表しました。

内向型と外向型って何?

内向・外向の概念は、心理学者のユングによって有名になりました。(アーロン博士はユング心理学の研究者です)

ユングは、「人の心は、自分の内側と外側の両極でエネルギーが向きやすい方向がある。」と言いました。

それぞれの傾向を簡単に説明しますね。

内向型

内向型は、自分の内側から湧いてきた「感情」「思考」「記憶」に触れているときに、心のエネルギーが充電されます。

行動するときや回復するとき意識が内側に向くので、1人の時間を作って自分に集中することを好みます。実際的に起こっている事象より、内面の動きの充実を求めるタイプです。

外向型

外向型は、自分の外側から発生する「人の働きかけ」「社会生活にあるもの」「物質的なもの」などに触れているとき、心のエネルギーが充電されます。

行動するときや回復するとき意識が外側に向くので、ひとりでモンモンと考え事をするより、実際に人と関わったり、外側の経験そのものを求めるタイプです。

外向内向と気質の違いについて、詳しくは下の記事で解説しています。

HSP、HSE、HSSの違い

HSE(Highly Sensitive Extroversion)は心理カウンセラーのジャクリーン・ストリックランドが提唱しました。直訳すれば『非常に敏感な外向性』です。

ん?非常に敏感だけど外向的な人…

HSS型HSPと何が違うの(・・;)??

と、思いますよね。

HSPの提唱者アーロン博士と、HSEの提唱者ジャクリーンさんの研究をまとめると、HSPには4タイプいることになります。

  1. HSI
  2. HSE
  3. HSS型HSI
  4. HSS型HSE

1.HSI

HSIは内向的なHSPです。いわゆる『繊細さん』ですね。

【刺激への積極性】低い

【心のエネルギー】内向

特徴

HSIは刺激を好まず、自分の世界を大切にし、人との関わりもあまり必要としません。

このタイプは、見た目から「繊細そう」「神経質そう」とわかるので、学校のグループで孤立しやすい傾向にあります。

 

根暗の印象を持たれたり、読書家、インテリといった一般的に見てもわかりやすい『ザ・内向型』です。

人よりもできないことが多いと感じるので、アドバイスや注意で「責められた」と思いやすい特徴もあります。

2.HSE

HSEは外向的なHSPです。新しいことや刺激への積極性は低いですが、人との関わりを積極的に持とうとするタイプです。

【刺激への積極性】低い

【心のエネルギー】外向

特徴

HSEは、自分の外側で起こっていることに触れると心のエネルギーがチャージされます。

HSS型や非HSPにも見えますが、言葉選びや行動はものすごく慎重で、生活基盤や人間関係は比較的長く継続します。仕事はサービス業などを好みますが、スリルや冒険心より安全確実を優先します。

明るく活発な印象を与えるので、繊細さが伝わらず悩む人もいます。

3.HSS型HSI

HSS型HSIは、内向的で刺激に積極的なHSPです。

【刺激への積極性】高い

【心のエネルギー】内向

特徴

HSS型HSIは、新しく珍しいことを好み行動力もありますが、経験したことを内に秘める天才タイプです。

HSPなので、ぶっ飛んだ変人や破天荒な変わり者にはなりません。見た目は普通で、むしろ穏やかで柔らかく、物静かな印象を与えます。

 

自分の内側に意識が向ているときに心のエネルギーが充電されるので、戦略的に人に働きかけるより、背中で語ることで影響力を発揮します。

HSS型HSPの2タイプをもっと知りたい人は下の記事をご覧ください。

4.HSS型HSE

HSS型HSEは、外向的で刺激に積極的なHSPです。

【刺激への積極性】高い

【心のエネルギー】外向

特徴

HSS型HSEは、自分の外側で起きていることに触れると心のエネルギーがチャージされる秀才タイプです。

物事の考え方が「みんながクリアできるか、みんながリスクなく動けるか」といった基準を持ちます。そういった意味で、ルールや常識ベースで物事を考えて集団に影響を与えます。

 

このタイプが最も『繊細さが伝わらない』という悩みを抱えやすいです。全体最適に向けて奮闘するけど、ひとりになると厳しいダメ出しで頭がいっぱいになります。

HSS型HSPの2タイプ「目立ち方の違い」

私はHSS型HSIなので、特にHSSの2タイプについて深く調べています。

HSS型は普通にしているのに集団で目立つのですが、その現象は微妙に違います。

HSS型HSIの目立つ原因

HSS型HSIは、行動が目立ちます。

じっくり内省することでエネルギーが湧いてくるので、感情の変化が読み取りにくく、何を考えているかわからない印象を与えます。

 

不平不満を口にすることは比較的少ないですが、いざ口を開けば突拍子もない発言をしたり、暗黙のルールも天然で破るので

控えめだけど洞察力はあって、心の奥の闇を見抜かれている気持ちを抱かせる。群れない、媚びない、でもひといちばい優しくて人の気持ちに寄り添う。

だから、オーラで目立ちます。

HSS型HSEの目立つ原因

HSS型HSEは、発言が目立ちます。

自分の外側の対象と関わるとエネルギーが湧くので、不平不満を言うことにあまり抵抗がありません。サポート役が得意なんですが、田舎のオカンみたいに口出しします。

 

衝動性はあるとは言え、行動の中身は常識的だし、その場にそぐわない発言は抑えることができます。

HSS型HSEが目立つ原因は、人間的だし原因が明確である場合が多いです。

≪HSS型HSPが詳しくわかるオススメ書籍≫

スーザン・ケイン!話が違うじゃないの!


HSEという言葉が生まれたのは、提唱者のジャクリーンさんが気質と性格の違いを伝えたかったからです。

話の発端は、スーザン・ケインが『内向型人間の時代』という本の中でHSPについて説明し、アーロン博士のHSP向けイベント(リトリート)に参加したと書いたことです。

この本はHSP界に大きな影響を与え、多くの内向型も勇気づけられましたが、スーザンさんの発信に異議を唱えたのがジャクリーンさんです。

アーロン博士のブログで

ジャクリーンさんは、アーロン博士のブログにゲスト寄稿して、次のように話しました。

彼女(スーザン・ケイン)が、内向性と敏感さとの関連性について関心を持ってくれたのは、まさにこのリトリートだったからです。

後になって、私は光栄にもアーロン博士と一緒に、この本(内向型人間の時代)のため、彼女のインタビューを受けることになりました。

ところが、出版された本の中身を読んだとき、私は戸惑い、そしてちょっとばかり落胆せざるを得ませんでした。

引用:内向型、外向型そしてHSP

ブログ記事を読んだ私の個人的な印象ですが、ジャクリーンさんは、スーザンさんが主張する内向型の定義がHSPそのもので、

「私とアーロンの研究パクッてるでしょ!」

という気持ちになったのではないかと推察します。

HSP×MBTIから生まれた「HSE」

ジャクリーンさんが明確に異議を唱える理由として、マイヤーズ・ブリックスタイプ指標(MBTI)に基づいた研究をしていることが挙げられます。

MBTIは人の性格を16タイプに分類する手法です。16タイプで物事考える人からしたら、内向型か外向型の2択なんて、ザルみたいなものですよね。笑

 

だから「HSPを正しく知ってほしい。内向外向では説明できない、もっと奥が深いものなのよ!」と言いたかったのかなと。

さらに、「HSS=外向型=HSS型HSPという図式も、厳密には違うのよ!」という主張がしたかったのでしょう。

まとめ

HSPは気質、外向内向は性格です。同じ気質でも、細かく見ていくと抱えている悩みや、興味関心の方向などは違ってくるんですね。

人間関係や仕事に悩むHSPは、外向・内向というポイントでチェックしてみてください。人との違いがわかれば、自然と自分の立ち位置(役割)だったり、本来持ってる能力が見えてきますよ。

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