藤原史織さん(元ブルゾンちえみ)に学ぶ「本能で生きる」

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。

「…35億」

2017年にキャリアウーマンネタでブレイクした芸人、ブルゾンちえみさん。

現在はフリーランスになり、本名の『藤原史織』で活動しています。

 

ネットニュースで彼女の記事を見つけて、なんとなく読んでみたら、芯の強さと繊細な優しさが共存する気質を垣間見えました。

藤原さんが体現する『本能で生きる』は、マイノリティな内面を持つ人にとても参考になりますよ!

本音と作った答え、どちらを言うか迷う

芸人『ブルゾンちえみ』は、自信に満ちた強い女性という印象ですが、藤原さん自身は、言葉がすぐ出なくて、些細なことが気になるタイプです。

上から目線でアドバイスするネタは、彼女の心に深くしまい込んだ憧れの姿で、本人とは真逆のキャラ。

考えすぎと言われることも多く、バラエティ番組では、

  • 好きなアーティストは誰?
  • 食事はどうしてる?
  • お風呂は何時ごろ入る?

と言った質問にも考え込んで、視聴者から「適当に答えられないのか」「メンドクサイ性格」といった声が上がっていました。

 

HSP気質を持つ人は、刺激を受けると脳が活発に働き、頭の中で言葉と映像が走馬灯のように駆け巡るんですよね。

頭に次々と浮かんでくる言葉に対して、どの選択が適切なのか考えるけど、最終的に何も答えられなくなる。

この現象に対して、藤原さんは手記で次のように語っています。

考えすぎるあまり、言葉が出ない。

好きな食べ物一つ答えるにしても、自分の本当に好きな物をただ言っても面白くないし、かといって好きでもない食べ物を言って、それがとってもウケればいいが、ウケもしないのにそれが好きなんだと日本中のたくさんの人に思われるのも嫌だ、と感じる自分がいた。

いつも「本音」か「作った答え」か、どちらを言おうか迷っていた。

引用:HUFFPOST【独占手記】私がブルゾンちえみを卒業して藤原史織になった理由「本能で生きてる?」

組織が苦手な「旅人スタイル」

藤原さんは幼いころから組織が苦手で、誰とでも分け隔てなく関わることを好むタイプでした。

「特定の人とばかり一緒にいると、一つの世界しか知れない気がしてソワソワする」と語り、組織やグループ関係なく人と接することを『旅人スタイル』と表現されていました。

旅人スタイルって、すごく良いネーミングですよね!

バラエティはチームプレイを重視すると聞くので、本来の能力が発揮できずストレスが多かったでしょうね。

いろんな場所に行きたい
いろんな人と話したい
いろんな話が聞きたい
いろんな価値観を聞きたい

いつでもどこでも縛られず
思ったときに思ったところへ

引用:藤原史織さんのnote「(6)組織」

自由気ままに時間や場所に縛られず、好きなことをする。普通の人からは色々言われるでしょうけど(^^;

そういう環境でこそ、能力を発揮できる人もいるんです。

自分へのダメ出し

藤原さんは注目されるとすぐ、自分のいる環境に違和感を持ちましたが、「与えられたことはキッチリやらなきゃ」と考え、努力を続けました。

でも失敗ばかり。

R-1グランプリでセリフが飛ぶミスをした自分に対して、「おまえ、なんでこんなミスしているんだ。そのミスじゃないだろう」と、ずっと自分を責めていました。

感受性豊かで行動力もあると、先の世界を想像できてしまうから、正解がわかっている分、実現できないことが悔しいんですよね。

自分で考える以上に真面目で不器用なのかもしれません。

仕事自体は楽しかったので、気にせずにお笑いを続けられればよかったんですけど、結局、続けることができませんでした。

ブレークした1年目は仕事が次々と来るので、ひたすら卓球のように球を打ち返す状態。将来について考える余裕もないし、あえて考えないようにしていた。

でもその翌年くらいから「自分が本当にやりたいのはお笑いなのか?」と真剣に悩むようになります。

引用:YAHOOニュース「元ブルゾンちえみ「35億」発想はビヨンセと桃井かおり」

 

誰しも仕事に違和感を持つ瞬間があるけど、面倒だったり、変化を嫌ったり、動かない理由の方が魅力的なので、現状維持を選ぶ人が多い。

好奇心旺盛で行動的、そして探求心のあるタイプは「なぜ?」「どうしたらいい?」と、様々な方向から状況を観察します。

そして決断したときは既に、積み上げた実績よりも、これから迎える新しい世界の方が魅力的に映っているので、周囲からは突拍子もないと思われるような、大胆な行動に出ます。

喋れない動物を助けなきゃ!

藤原さんは現在、お肉を食べない生活をしています。

動物を食べる違和感を持ったきっかけは、小学生で受けた『地球温暖化』や『絶滅危惧種』の授業。

人間の身勝手さで、動物たちが死んじゃっているのが自然のルールに反している気がしたというか…。

人間は「やめて」と言って、自分で自分を守ることができるけど、動物は言葉を喋ることができないから、誰かが、私が、助けないといけないと思っちゃったんですよね。

引用:BuzzFeed「元ブルゾンちえみの藤原史織が、2年前から「肉を食べない生活」を始めた理由」

かわいそうと感想を持って終わりではなく、「私が助けなきゃ!」という使命感を燃やす。

しかも、小学生で考えた解決策が総理大臣になること!

「自分が総理大臣にならないと変わらない!」って思っていたんですよね。

今は小学生の頃ほど極端に「私がやらないとこの問題は解決しない」みたいな、そこまで背負っている感はないんですけど、やっぱりほっとけないですね。

引用:BuzzFeed「元ブルゾンちえみの藤原史織が、2年前から「肉を食べない生活」を始めた理由」

普通の人より多くのことを感じるからこそ、当たり前の行動に違和感を持つ。

無理に感覚を抑えてるとエネルギーを消耗するので、共感できないことは素直に表現していいんですよね。

勇気を出して発信する

私は現在の藤原史織さんを調べて、自然体で魅力的だなぁと感じました。

環境問題、政治問題、動物愛護といった、若い人が興味を持たなそうな分野に対して、インスタを利用して堂々と発信していく姿勢に注目が集まっています。

 

こうした活動ができるようになったのは、勇気を出して声を上げたからなんですね。

嫌われる不安を抱えながら思い切って本音を発信すると、共感してくれる仲間が増える。

小さなことから少しずつ行動に移していくと、成功体験も積み重なり、自信につながります。

藤原さんも、肉を食べなくなってから公にするまで2年かかってますから。

まず身近な友達に打ち明けたりして、「言ってもいいんだ」という実感を得たんですね。

 

藤原さんの努力を知らない人は「一発屋芸人がテレビに干されて、意識高い系ビジネスで再起を図る!」みたいな見られ方もするでしょう。

でも私は、藤原さんの決断した気持ちが痛いほど共感できるし、『本能で生きる』を体現している彼女を応援したいなと思います。

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