社会人になってから定期的に訪れる過去への後悔と罪悪感。
「なんで、あんなことしちゃったんだろう…」
「もっと、こうすればよかった…」
「あの人が助けてくれたのに」
「みんなに心配してもらったのに」
なんで、あのとき大切にできなかったの?
なんで、もっと感謝できなかったの?
そうやって自分を責めて夜にベッドで号泣するんですね。
いままでは、この状態にとくに名前をつけていなかったんですが、最近は罪悪感とか後悔っていうのかなぁって思います。
切り捨ててきた感情が疼く
これから起きる不安を回避するために、いま起きている安心を見落としていたんだなーって。
というか、その安心を受け入れたら「不安なことが現実になっちゃう!」って思って、目の前の安心・安定を認められなかった。
っていうのは、私の話で。
なんだろうね
きっとね、切り捨ててきた感情が、その辺にゴロゴロ転がっていて。
ふとした瞬間に手に取ってしまったら、もう「うわぁー!そこにあるじゃん!」って見つけられなかったことを悔やむのだと思う。
先のことを考えて不安になる
私が切り捨てていたのは、先のことを考えて不安になる気持ちね。
安心感を求める気持ちとも言い換えられるけど、安心感を求めていた自覚はなかったから。
不安定・変化に対しておびえている自分自身ね。そんな自分がいてもいいのだ、そんな気持ちを感じてもいいんだって思えなかった。
っていうか、先を見通して動くのは当然のことだと思っていたから、切り捨てている感覚すらなかった。
だけど、見えないオバケに常に見張られているように、いつもイライラして、
心を許したら騙されるぞ!
穏やかな時間に浸ったら、とんでもないことが起こるぞ!
道を切り開かなきゃ侵略されるぞ!
みたいな感覚があって、体中に力が入って人も信用できなかったのね。
過去の自分を抱きしめる
これまでの私の傾向なんだけど、罪悪感と後悔、そして恥ずかしさが襲ってくると、過去の自分をリセットしたい衝動に駆られるんですね。
人間関係とか仕事とか、積みあがっている感覚がないと思いながら、リセットしていたのは自分でした。
むしろ必要だったのは、罪悪感や後悔が襲ってきたときこそ、過去に精いっぱい努力した自分を抱きしめて。
その経験を活かして成長できるように、前を向いて歩いていくことだった。
こうやって、1歩1歩進んでいくのだ!!