人生を振り返って語る大きな効果

先日、人生物語作成の第一弾が終わりました。
人生を振り返って、大切にしていることを探り、文字にする。
この試みを始めたキッカケは、過去に何度か、HSS型HSPで活躍されている方にインタビューをした経験でした。
大きなところだと、Hakaliの小川さんに生い立ちから、現在の軌跡を聞いたこと。

この記事を作って、『ただ人生を振り返って語る』という行為が、心に大きな影響を与えるのでは?と思ったんです。
なんか上手く伝わらない
これまで、100人以上のHSPHSSの相談に乗って来て。去年は、認知行動療法を含めた長期のサポートをしていました。
目の前の人の苦しみを、どうにか解消してあげたい。笑って、心地よく過ごせるようになって欲しい。
その一心で、伝え方・進め方を試行錯誤しました。クライアントさんも頑張ってくれて、一定の変化は実現できたと思います。
そのまま続けることも、できたかもしれません。
でも。なんだか、根本の部分で上手くハマっていない。
私が伝えたいこと、効果の出るやり方、そこがどうにも伝わらない感じ。
今回の人生物語作成チャレンジを通して、その理由がわかりました。
「問題だ」と感じる前提から変える
私のやり方は、【HSPHSSを問題視せず、仲良くなる】というものです。そして、自分らしいライフスタイルを実現するためのツールとして使います。
これを理解していないと、一時的に変化しても、反発も大きくて維持が難しい。
ご相談に来る人は、解決したい悩みを持っています。
自分の中で【問題だ】と感じている部分を消し去りたくて、その方法を探しているんですね。
だけど。
私がお話するのは、想像の斜め上を行く事実です。世界の見方が180度変わる話をします。気質や性格を通して生きづらさを解消するとは、初めに大きな抵抗を感じるものなんです。
「問題だ」「この悩みが私を苦しめている」と感じる、その前提から変えてしまうから。
これまでの私は、この大事な部分の発信が弱かったのだと思います。
問題にフォーカスしすぎない
人生物語作成のチャンレジを始めたとき。
オンラインサロンメンバーに「何に使えるかわからないけど、何かに使えそうだから協力して欲しい」とお願いしました。
そして、これまでの人生を振り返って、自分について語ってもらったのです。
協力してくれたメンバーは、それぞれが【問題・悩み】と感じている部分を持っていました。
私も、それは把握したうえで進めました。
今までと大きく違うのは、問題にフォーカスしすぎないことです。
では、何を目的にしたかというと、
自分を知る
です。
人生を振り返って語る効果
人生物語作成では、私の持っているHSPの『感受性』と、知的変容エンパスの『思考共感力』を使って、相手の人生を追体験し、深層心理を探ります。
試作に協力してくれた5人のメンバーは、現在もサロンに在籍していて、その後の経過を投稿してくれていますが。
圧倒的に行動に繋がりやすく、その持続性も高いと感じています。
サロンの存在も大きく影響していると思いますが。
行動した分だけ、新たな悩みも出てくるけど、それは前に進んでいる証拠なので。悩みの内容や質が変わってきたなと、客観的に見ていて思いました。
人生を振り返って語るって、想像以上に効果的なんだなと。
私が一番驚いています…苦笑
また何か気づいたらご報告します!
それではー
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