この記事は、12月にオンラインサロン「HSPHSS大学」に投稿したものです。
明らかに違うHSSたち
同じHSS型HSP気質なのに、大切な人と分かり合えなかった経験から原因を探し、初期の頃は
- イノベータータイプ
- コーディネータータイプ
として、ブログで解説をしていました。
その仮説のもと、対面セッションに来てくれたクライアントさんのお話を聞き、「やっぱり違う」と感じるものがありました。
根本的な部分は同じだけど、何かが違う。
一時期は、パニック時の会話量や、集団との距離感という尺度で、
外向的⇒コーディネータータイプ
内向的⇒イノベータータイプ
としていました。だけど、
「それ以外にも、もっとこうー…立ち位置みたいな。使命みたいな。そういう違いがあるんだよな」
と思いつつ、みんながわかりやすいんだったら、それでいいかと思い、外向内向と表現してたんですね。
そして、このサロンで認知特性の違いをお話しして、ようやくシックリ来ました。
【時間軸を踏まえた認知の仕方】が違ったのです!
HSPがホルモンや神経系の違いなら、認知は身体機能です。
目、耳、口など。
どの感覚器を優先して使い、どう脳内で処理し、記憶として定着させるかが、人によって違うのです。
さらには、時間軸がないタイプもいます。
そうなれば、すれ違って当然ですよね(-.-;)y-~~~

HSS型HSP×3Dアンナ=光速

初期の説明で、イノベータータイプは『光、黄色』がキーワードだと解説しました。
やっぱり、その感覚は合っていた。
HSS型HSPで、3Dアンナタイプの認知を持つ人は、光速で物事を見ている。
いるだけで、辺りを照らす。周りの温度を1度高くするような存在です。
ピカッと一瞬で当たりを照らすので、静かに寝ていた人は戸惑います。
影に隠れていたかった人は、恥をかかされたような気分になり、傷ついたと主張します。
だけど、アンナは理由がわからない。なぜなら、無意識だからです。
その傍らで、暗闇を彷徨ってもがいていた人は、アンナの光に命を救われます。
一瞬で辺りを照らしてくれるので、立ち所に見通しが良くなるからです。
それでもアンナは、「余計なことをしてしまった」と自分を責めます。
時系列で物事を見れる『黒岩さん』のように、計画的にコツコツと、周りのペースを乱さず手を差し伸べるが、常識で大人だと思っているからです。
どうして、私はあんな風にできないんだろう。
そうやっていつも自分を責めるのは、肝心の自分が持っているものだけ見えていないからです。
花火のように、バーンと人々の目を惹きつける。
どこから打ち上がるかわからないけど、空に現れたときは、辺り一面を照らす。
それが、HSS型HSPのアンナちゃんです。
(光の例えではないですが、、イメージの話です)

<参考>3Dアンナちゃん「必死に主張すると不思議な目で見られる」
HSS型HSP×2D黒岩=音速

初期の説明で、コーディネータータイプは『水、青』がキーワードだと解説しました。
こちらも、感覚は合っていました。
HSS型HSPで、2D黒岩タイプの認知を持つ人は、音速で物事を見ている。
時間軸があり、物事の前後も把握し、流れるようにストーリーを組み立てられる。
自然と周囲に心地よい安心感を与えます。
寄せては返す波のように、一定のリズム(という名の常識)があるがゆえに、リズムに関係なく動きたい人は窮屈に感じます。
そんな人を見て、『はみ出したら危ない!』と正そうとするほど、自分の中の「いつものリズム(という名の正義)」にがんじがらめになります。
枠にハマることなく自由に動く人を見て、
私にできることはあるのだろうか…
けっきょく助けてあげられなかった…
私はここで求められていないのか…
そんな罪悪感でいっぱいになります。
そして、「私は天才になれないんだよな」と、これも冷静に自分のポジョションを見通して絶望しているのです。
だけど、黒岩さんは知りません。
旅立っていった人たちは、「あのとき黒岩さんがいたから、成長できたんだな」と思っていることを。
「枠の入り方がわからなかったけど、黒岩さんがサポートしてくれたから、波に乗りやすかった」と思っている人がいることを。
なぜなら、自分の持っているものだけが見えていないからです。
HSS型HSPの黒岩さんは、循環しながら姿を変える水なのです。

気づくだけでいい
自分のポジションを自覚すること。気質や思考法など、持っているものを知ること。
それだけで、生きやすくなると私は確信しています。
気づくだけでいいのです。
薬はツライ症状を消してくれても、孤独は決してくれません。
病院の先生は、話は聞いてくれても、代わりに人生を歩んではくれません。
持っているものを見る勇気。「確かにある」と自覚する勇気。
文字では簡単に見えるけど、勇気はすぐに出なかったりします。
迷って、戻って、立ち止まって。
それでもやっぱり、自分の人生を進みたいと思ったとき、1歩踏み出すのです。
その間は、長年の毒素が出て混乱するでしょう。
そんなときは、このサロンに来て一息ついてください。
頑張るには休憩が必要です。
ここには、同じように手探りで人生をサバイバルしている仲間が集まっていますから。