<本編はこちら> 東大卒リクルート出身のHSS型HSP社長にキャリアを積む方法を聞いてみた【Hakali小川さん】
私のやりたいことは個性の研究です。
気質と性格の分析を通して、生きがいや、生きる喜びを届けたいと思っています。
自分が好きになれない人や、大切な人が理解できなくて悲しんでいる人に、「あなたは悪くない。世界の見方が違うだけだよ。」と伝えたい。
生きることに不器用で、誰かと分かり合いたいのに苦しんでいる人に、「社会は優しいところだよ。人は温かくて愛情いっぱいだよ。」と伝えたい。
少し前から心の中では思っていたのに、なかなか言葉にできずにいましたが。小川さんの話をお伺いして、等身大で逃げずに自分のやりたいことを堂々と追求していこうと思いました。
HSPは社会とつながるチケット
私は高校生で適応障害になり、まともに学校に通えなくなったころから、どこか人に馴染めない気がして自分を生きていない感覚がありました。
HSP気質を知って病気だと思っていた私の現象は、ただの特徴だったと知ったとき本当に嬉しかったんです。
ブログやSNSを通して同じ気質の人たちとたくさん出会えて、そのたびに「私はひとりじゃないんだ」と感じて何度も涙しました。
そして今回は、普通に生活していたら出会えないような、すごい人に仕事の話を聞くこともできました。
HSPやHSSは私にとって社会や人と繋がるチケットのようなものです。ずっと邪魔だと思っていた特徴が、見方を変えただけで宝物になりました。
今逃げたらこの先もずーっと変わらない
物心ついたときから周りの出方を見て、人が動いてから自分の振る舞いを決めていました。受け入れられそうな馴染めそうな選択をして、失敗しない程度に挑戦する。
重要なときに自分の感覚を信じるのが怖くて、人を観察して真似をするのが私のいつものパターンでした。
だけど。
人の目を気にして「私ってこんなもん」と思って、本当にやりたいことを抑えて生きるのって、それって誰の人生?と思ったんです。
きっと、今逃げたらこの先もずーっと変わらない。なんとなく、そんな気がします。
怖いし不安だけど、この感情は自分を生きるときのスパイスなんでしょう。
欲を自分でジャッジしない
今回のインタビューで、
- 等身大でいること
- 逃げないこと
- スキルをつけること
この3つが大切だと気づきました。そして何より、自分の欲に素直になること。
欲望は人間が生きるために必要な機能で、それ自体に良い・悪いはないと思います。
「○○したい」「○○は嫌だ」という欲を自分でジャッジして抑え込むのではなく、人や社会との関わりの中で上手く昇華していくことが大事。
他の誰でもなく、自分の人生だから。堂々とやりたいことを楽しめばいいんですよね。