思考法とは、認知の仕方を言います。
「いま、目の前で起こった出来事」を、どのように脳で処理するかです。
世界の見方と言ってもいいですね。
【認知】とか難しいので、単純に思考法としています。
これがですね、人によって優先的に使う身体機能が違います。
- 視覚
- 聴覚
- 言語
という3種類なんですが、得意な機能は人それぞれ違うんです。
目の前の出来事をどう捉えるか
たとえば、目の前で小さな子が転んだとします。

視覚優位の人は、
- 小さな子
- 前のめりで態勢を崩した
- 地面はアスファルト
- 近くに車がある
など、視覚から優先して情報を収集します。
聴覚優位の人は、
- ズドンという体を打ち付ける音
- ビエーンという泣き声
など、音から情報を収集します。
同じ「小さい子が転んだ」という現象でも、人によって見ている世界が違うのです。
というのが、私も以前から知っていた思考法のベーシックな説明です。
思考法の違いを知ると世界が変わる
なぜ、改めて思考法の話をするかというと。
自分と違う世界の見方をする人がいるとわかると、相手の言動の意味がわかるようになるんです。
得体の知れない恐怖がなくなる。
「なんかイラつく」と思うあの人も、実は自分と同じように一生懸命だった。
ということが、スルスルと腹落ちしていくのです。
そうすると、むやみに
私が傷つけてしまったのかな
私の配慮が足りなかったばかりに
私が無力だったから

と、自分責めをしなくなる。
なぜ、わかってもらえないの?
なぜ、気持ちが通じないの?

という、フラストレーションもなくなる。
実際に、私はここ数か月『違い』を知ることで、見えなかった優しさや愛情に気づけるようになって、世界は優しかったと実感できるようになったんです。
生きることへの安心感が増したよ(ノД`)・゜・。
3Dタイプと2Dタイプ
長々と前置きをしましたが、私の自己理解を助けてくれたのが、最初にご紹介したベーシックな【認知】の説明ではなく。
人間には、時間軸を持っていない3Dタイプと時間軸を持っている2Dタイプがいる
という【時間軸を絡めた思考法の違い】です。
ちなみに、
- 視覚優位は3D
- 聴覚や言語優位は2D
です。

HSS型HSPの2タイプと思考法
少し前にブログで解説していた、イノベータータイプとコーディネータータイプは、時間軸を持っているかの違いだったんです!
ずっとね、
「確かに、イノベーターは内向が強い気もする」
「でも、それだけじゃないんだよな」
「両者は明らかに何かが違うんだよな」
と思っていだけど、それが何かわからず。
一時は、「外向内向って表現がわかりやすいのかな」となり、
コーディネータータイプは外向的なHSS型HSP
イノベータータイプは内向的なHSS型HSP
としました。
だけど、違いは【思考法=現象の捉え方=認知】だと知ったとき
これだ!!!
と、ものすごくスッキリしたんです( ゚Д゚)!!!
わからなかったあの人の愛情に気づく
そしたら!
今まで謎だった、
あの人もあの人もあの人も
なんだか責められている気がしたあの人も
分かり合えずにお別れした元カレも
ずっと理解できず嫌いだった父も
なーーーんだ2Dタイプだったのか!
私と見ている世界が違うだけで、
愛されていることに変わりはないのか!
と思えるようになったのです( ;∀;)
※私は3Dタイプ
HSPがホルモン分泌や神経系の違いなら、思考法は身体機能の違いです。
これがわかると、より一層自己理解が深まるので、人間関係での摩擦や消耗が減ります。
そして、自分に合った心地よい【人・物・環境】を選べるようになるんです!