【分断を生むエジソン】アンナの3D思考と黒岩の2D思考

北野唯我さんの『分断を生むエジソン』は、ヒット作『天才を殺す凡人』の続編です。

そこに登場する、上納アンナと黒岩仁の思考方法の違いが【認知】の解説として、とてもわかりやすいので紹介します。

私は、この違いを理解したとき、「だから人とすれ違ったのかーーー」と謎が解けて視界が開けました(+o+)

<参考>【分断を生むエジソン】上納アンナと黒岩仁の人物像

認知とは

認知とは、目の前の出来事を「そこにある」と意識して捉えることです。

脳に情報を入れて、精査して、記憶する。

この認知の方法は、人によって得意なスタイルが違って、次の3種類に分けられます。

3種類の認知特性

  1. 視覚優位型
  2. 聴覚優位型
  3. 言語優位型

この3種類のどれを優先して使っているかで、物事の捉え方が変わります。

アンナの3D思考と黒岩の2D思考

分断を生むエジソンには、上納アンナと黒岩仁という対極な性格の2人が出てきます。

この2人は認知特性(思考方法)が違うんですね。

本の中にわかりやすい図が出てくるのですが、著作権のアレで写真は控えて…自前の画像で解説します。

時間軸がない3Dアンナ

アンナの思考法は、視覚優位タイプのことを指しています。3Dで立体的に物事を捉えていて、時間軸が存在しません。

黒岩もまた「面白い」、そう思った。

アンナの思考法はたとえるなら立方体である。3次元。

世界を全て3Dの世界で捉えている。しかし、そこに時間軸はない。

時間軸のある2D黒岩

黒岩の思考法は、聴覚や言語優位のタイプを指します。2Dで平面的に物事を捉えて、時間軸が存在します。

一方で黒岩の思考法はたとえるなら数式である。2Dなのだ。

世界を音とリズムで捉えている。したがって両者の思考には決定的な違いがある。

「時間軸」と「立体性」が異なっているのだ。

アンナの世界は「過去現在未来」が同時に存在する

「こいつ、ヤバいやつだな」と思ったら、すぐに画面を切り替えてくださいね。ピンと来た人、気になる人だけ、先に進んでください。

私は3Dアンナタイプで、視覚優位の認知特性を持っています。なので、時間軸がありません。

というか、この分断を生むエジソンの解説を読んで

「他の人は時間軸に沿って物事を見ていたのか!!」

と衝撃を受けたのです。

私の脳内では、次のように物事が再生されています。

アンナの思考法に、時間の概念を足してみました。

1年前も、今日も、来年も。同じ【今、頭の中に流れている映像】として脳内で再生されています。

だから、何も考えずに人に物事を説明すると、時間軸がぶっ飛んでいるので

は???( ゚Д゚)

という反応をされるんですよね。苦笑

2D黒岩の世界で生きる3Dアンナたち

私の感覚ですが、学校も会社も2D思考の人が暮らしやすいように作られていると思います。

学校のカリキュラムや、年功序列などは、全て時間軸のある人の考え方です。

1年目でこれをして、だから2年目ではこうなる、ってことはあと3年すればこうなるかな…といった具合に、時系列で物事を捉えて、再現性を持たせて繰り返し行動できる人たちです。

その世界で、過去現在未来を同時に感じている、視覚優位の3Dアンナは生きている。

そりゃ、コミュニケーションはすれ違いますよね。

同じ出来事を見ていても、情報処理の仕方、記憶の仕方が違うんですから。そして、違うことすら知らない。

みんな自分の見ている世界は【当たり前に相手も同じだ】と思っているから。

分断を生むエジソンでは、ストーリー仕立てでそれぞれの特性の違いが解説されているので、興味のある人は読んでみてください。

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