先週はじめてコンサルタントさんと話しました。
ずっとカウンセリングばかり受けていたので(苦笑)
心理業界の外にいる人に自分がやっていることを話すというのがとても新鮮で楽しかったです!
色々と話して。
ここ1年くらい迷っていたことに対してやっと足を進める決意ができました。
けっきょく医療に向かうHSP
私は発信を始めたときから【HSPは自己理解のツールである】というスタンスなんですが。
摂食障害とか適応障害とか、病名を手放す過程をブログに書いていたので。
HSPを超えなきゃいけない課題のようなイメージにさせる原因のひとつになっていたのかなーって
あんまり先輩風吹かせる感じ出したくないけど。そして昔の人みたいで嫌だったけど。
たぶん4~5年前に知った人と、いま知った人の違いってここにあると思う。
いまHSPは病院の先生もたくさん情報発信していて、まるで「病気」のよう。
医療に寄り過ぎてる。
まだまだ発信している人が少なかったころは、スピリチュアル寄りのものでした。エンパスと同列だったくらいだし。
だから私は当時
HSPやHSSを知って病気じゃなかった!
ただ自分が持ってる性質だった!
それだけなんだ!
なーんだ。頑張ってどうにかしようとしたけど
厄介払いしたかったけど
どうにもしなくていいんだ!
って、嬉しくなったんです。
だけど、いま。
HSPを知った人は病気なのかな
心療内科に行った方がいいのかな
っていう不安の方が強くなりやすい状況ですよね。
だって、ネット検索すると精神科とか心療内科とかカウンセラーしか出てこないから。
病理・臨床との距離感
ここ1年悩んでいたのは、病理・臨床との距離感でした。
医療に寄り過ぎているHSPの現状は、今後もとに戻ることはないでしょう。アダルトチルドレン業界が先行例ですね。
精神疾患とグレーな立ち位置にあるので、病院ビジネスに利用しやすい。非常に美味しい市場だと思います。
言葉を選ばず感情的に言うと、
「なんでもかんでも医療の対象にしないでくれる?」
です(-_-)
ブラックももか登場
私は医療に寄らずに生きやすくなる人を増やしたい。
それは4年間心療内科に通って薬物療法を続けたけど、けっきょく自分を成長させてくれたのは薬じゃなかったから。
どれだけ医師にも色んな人がいると言っても。
病院のシステム自体は同じだし、業務内容も同じです。病気じゃないとか言いつつ、病院の先生が解説してたら「病気」っぽく聞こえるじゃんね。
こういうメッセージを現在のグーグルで発信していくことは物理的に不可能だという結論です。(アルゴリズム的なアレで)
HSPという言葉を使わずに発信してみる
コンサルタントさんと話して背中を押されたのは、HSPという言葉を使わないことです。
きっともう既に色んな人がやってるんだろうけど。
私はずっと「HSPの発信者」としてやってきたので。ここから離れるのができなかったんですね。
HSPという言葉を知ったけど、なんだかモヤモヤしている人に「そうじゃないんだよ」っていうメッセージを伝えたくて、あの手この手を試してみたけど。
それだと医療と肩を並べることになってしまう。
と、やっと納得したんです。
だからHSPを知らないけど、好奇心旺盛で行動的だけど繊細で苦しんでいる人とか。
人の気持ちを考えすぎて上手く人間関係が築けない人とか。
そういう人たちに「それは性格のひとつで大切にしていいものだよ」って伝えていくことにしました。
数年前の私のような状態の人ですね。
なんか上手く言葉にできないけど内面のモヤモヤがあって、これってなにが原因なんだろう?
どうやったら毎日楽しく自分らしく生きられるんだろう?
そう思っている人に対して、まずは【性格】という見方を知ってもらう。それを理解する選択肢のひとつとしてHSPも視野に入れてもらう。
こういうやり方にしようと思いました。
追記
とか言って、戻りました!!
「大好きだ」「楽しい」って言っていいと許可を出す
ここまでは、HSP発信者として次のステージに行くための話でしたが。
そもそも【性格】を扱うことを堂々と見せていこうと決めたのは、性格分析が大好きだからです。
大好きだって言っていい。それが楽しいって言っていい。ってことを、自分に許可してみました。
私は興味を持った人のブログを最初から全部読んで、思考や感情の移り変わりと行動の関係性を知るのが好きなんですが。
それをコンサルタントさんに話したら「マニアックですね(笑)」って言われました。「メンタリストみたい(笑)」って。
………えっ!?
やらない!?やるよね!?
そんな時間を過ごして、心理業界の外にいる人に全部話してみて。
私は心の動きを知るのが好きだし、人の意識や無意識、思考と感情、行動の関係性を知るのが好きなんだって改めて実感したんです。
抑圧されているものを見つけるのが楽しいという変態です☆(開き直る笑)
自分が自然と夢中になっているのが性格分析という言葉と結びつけていいんだって。
それ、やればいいじゃん!って思ったのです。