最近、ナラティヴ・セラピーの勉強をしていて来月はチャリティセミナーに参加します。
予習も兼ねて第一人者の先生の本を読んでいるんですが、まず『名前』と『文脈』の解説から始まるんですね。
名前をつけた瞬間に「現象」から「問題」になる。
何を切り取って、どう定義するかによって、全く違うものとして、人の記憶に定着される。
私は、この考え方が好きです。
さらに、社会的背景が違えば、同じ名前でも『意味合い』が変わります。
それが、文脈です。
相談を受ける人、相談する人の立場は対等である
ナラティヴの姿勢は、【カウンセラーとクライアントは対等な立場である】としています。
「当たり前じゃないの?」と思うかもしれないけど。
実際の現場では、やっぱり「先生の言うことは正しい」となりがちだし。
カウンセラーは相談を受ける人
クライアントは相談をする人
となると。
相談をする人の方が立場は下で、カウンセラーは答えを全部持っていて、従わないといけない
みたいな雰囲気ありますよね。
だけど、そうじゃないでしょ?と、言っているのです。
あなたの人生について、1番詳しいのはあなたです。どんな名前がついても、あなたの中のあなたが消えることはありません。
『私は、あなたより、あなたのことを知りません。だから、あなたについて教えてください。』
という姿勢なんですね。
ともにサバイバルする仲間
私は、読者さんとクライアントさんは、ともに現代をサバイバルする仲間だと思っています。
同じ気質を持った仲間。同じように悩んで奮闘して、成長していく仲間。
この考え方は、少し特殊かもしれませんが。
HSS型HSP気質に出会って、感覚を共有できる人たちと繋がることができて
ネットの世界からリアルに居場所が広がって
さらに仕事になって
という経歴なので。
先生⇒生徒
というのは嫌だし、
教える人⇒教わる人
というのも嫌なんです。
一緒に乗り越えるパートナーがいい。
伝える姿勢
もちろん、『解説』とか『説明』とか、教えることもあるけど。
「学んでね!」
「吸収してね!」
「伝授するよ!」
みたいなテンションではない。
どちらかというと、
「こんな変なこと考えてる!聞いて!」
「画期的な例え話を思いついちゃった!披露していい!?」
「考察出来上がったよ~。今回はわかりやすい自信ある!」
って感じです。
やっていることは 、悩みをブログに公開して奮闘していた頃と、全然変わっていません( ̄▽ ̄)笑
文字にするか、実際に喋るかの違い。
あと、披露する場所が ブログだけじゃなく、オンラインサロンや対面も加わった。
そんな感じです。