【境界線】HSPは公園、非HSPはマンション

こんにちは、ももか(@momohsphss)です。
HSPは境界線が薄く、物理的にも感情的にも「線引き」が苦手です。それに対して非HSPはしっかりと「私」「それ以外」を区別しています。
HSPの世界は「公園」
HSPの境界線の感覚は、「公園」にいるようなイメージです。
たとえば、自分が砂場で遊んでいたとして、他の人の状況も横目で感じられるくらいの線引きです。
目の前の砂でトンネルを作りつつ、
- 滑り台で遊んでいる子楽しそう!
- ベンチに座ってるおじいさんは疲れてるのかな?
- あ!サッカーボールは危ないよ!
みたいに、周囲の動きを自然と察知する脳を持っています。
だから、体は動かさず黙々と砂でトンネルを作っていても、終わるころには脳疲労によってグッタリしているのです。
非HSPは「マンション」
非HSPの境界線の感覚は「マンション」にいるようなイメージです。
お隣さんや上の階の人は同じ建物の中にいるけど、自分のプライベートゾーンは壁や扉で仕切られています。
テレビを見たり、ペットと遊んだりしつつ、
- 上の階の人歩いているな
- お隣さんトイレ入ったかな
など、他人の生活する気配は自然と頭に入ってきますが、すぐに意識を戻すことができます。
壁の厚さは人それぞれですが、しっかりと区分けされています。
HSPの境界線対策は「いる場所」を意識する
HSPが境界線を作るとき、まずは「私の体はココにある」と、自分のいる場所を意識することから始めるのがオススメです。
非HSPを目指して壁や扉を作ろうとしなくていいです。というか、持っている体が違うので、HSPは公園の世界で線引きをすればいい。
非HSPは意識しなくても、生まれたときからマンションの住人なのです。
扉や壁を作ろうとして作っているのではなく、もともとその世界に住んでいるだけなんです。
HSPは生まれたときから公園の住人です。
ざっくりと区分けされているけど、常にたくさんの情報を吸収しているので。
「私の体は砂場にあるけど、あの人はブランコにいる」と意識する。
ブランコが楽しそうなら、砂場から出て一緒に遊べばいいし。サッカーボールが怖いなら、砂場から「もう少し遠くでやってくれない?」とお願いすればいい。
HSPにはHSPの境界線の作り方があるので、非HSPと同じようにしなくていいのです。
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