こんにちは、ももか(@momohsphss)です。
HSPHSS気質を使って、仕事や生活を楽にできる人と、変わらず苦しいままの人。
その違いは「恐怖に打ち勝つ勇気を出せたか」です。
特別な方法を使ったとか、鋼のメンタルを手に入れたからではなく。
では、両者の明暗を分ける『恐怖』について、もう少し詳しく説明しますね。
HSPHSSを知ってもすぐ行動できない理由
HSPHSSを知って、生きづらさの原因が気質にあると気づいたとき。
次の瞬間に「明日から気質を活かして自由に生きよう!」と行動に移せる人はいません。
みんな最初の1歩を踏み出すまで時間がかかります。
なぜでしょうか?
HSPHSSは自己啓発
HSPHSSは医学用語ではなく、人間が持っている体の特徴を表す【心理学用語】です。
診断されたからといって、福祉的なサポートが受けられるわけでもなく、薬を飲んでも消えません。
だから、
診断された
↓
医師の指示を受ける
↓
その通りに生活する
というお決まりのレールがない。
心理学は自己啓発の領域として捉えられることも多く、取り組む強制力が弱いんですよね。
効果の保証がなく強制力もないことに取り組む恐怖
HSPを扱うのはカウンセラーさんがメインなので、「答えはあなたの中にある」というスタンスです。
となると、めちゃめちゃ不安じゃないですか!?!?
取り組んだからといって効果の保証もなく、強制力もないのでやるかどうかは自分次第。
このまま進んで大丈夫なの?
誰を信じてアドバイスを受ければいいの?
私にできるの?
そんな恐怖を抱えて葛藤するのは当然です。
楽になれるチャンスなのに足がすくむ
HSPHSSは、あなたに問題があるのではなく、遺伝的な『特徴』です。
そう言われると、自分を常に監視して、欠点を探して努力してきた人は、
「もう頑張らなくていいんだよ。」
「生きづらさは、あたなのせいじゃないんだよ。」
という、楽になれるチャンスを手にしたとき、心が激しく拒否反応を示して足がすくみます。
なぜなら、自分を守るために
- とにかく頑張る
- 否定して追い込む
- 本音を無視する
という『努力の鎧』を何重にも身に着けているから。

突然「もう頑張らなくていいんだよ」と言われても、もう一人の自分が拒みます。
変化を拒む心の声(例)
もう一人の自分の声は、たとえばこんな感じ↓
なんで「いらなかった」なんて言うの?
今まで、こんなに一生懸命守ってきたのに、急に必要ないって、どういうこと?
私のやり方は間違ってたの?ねぇ!!
私を無視して自分だけ楽しようっていうの!?
あなたが「もっと頑張れ」って言うから!
こんなにボロボロになっても一緒にいたんじゃない!
そのままの自分なんて出したら、またあのときみたいに傷つくよ?
笑われるよ??一人になっちゃうよ???
本音を出して自由に振舞ったら、周りに迷惑かけるよ。
嫌な顔されるよ。
それでも、そっちに進むっていうの?
ねぇ。怖い!怖いよ!

過去の自分をしっかり認める
今回紹介した
- 結果が保証されていないことに取り組む恐怖
- そのままの自分を認める恐怖
という2種類の恐怖は、しっかり感じ切ると自然と落ち着いてきます。
焦らずネガティブな気持ちを全部聞いてあげて欲しいです。
改善の前に、過去の自分を「良く頑張った」と認めてあげる。
やってきたことは間違いじゃない。
これから別のやり方を試してみるだけ。
そして時間をかけて納得できれば、自然と勇気が湧いてきます。
そのときに、1歩踏み出せれば、あとは勢いがついて一気に好転していきます。
やればやるほど生きやすくなる、良いループに入れますよ。
それでは。
