こんにちは、ももか(@momohsphss)です。
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※この回は、HSPの中に潜む感情カメレオンの扱い方の続きです。
HSPにはもっと「感情をコピーしてるんだ!」っていう意識を持ってほしいので。
今日は、
- 人の感情をコピーして自分が感じている感情
- 生きづらさ解消につながる自分から湧いてきた感情
の見分け方について、お話したいと思います。
コピーした感情と自分の感情の見分け方
コピーした感情と自分の感情の見分け方のポイントは、自分に対して直接何かされたかを見て欲しいんですね。
- 直接悪口を言われた
- 直接怒られた
- 自分が相手に直接何かしたことで湧いてきた
これらは、大切に扱うべき自分から湧いてきた感情なんですね。
HSPの持つ察する力
HSPは、場の空気を察する力をすごく持ってるんですよ。
場の空気が悪いと、敏感に察知して「私のせい?」と自分責めをしたり。
怒ってる人がいると、「私があの人に悪いことをしたんじゃないかな?」とか、全然関係ないところから自己否定しているケースがすごく多いんですね。
明確な因果関係が全然ない出来事に対しても、自分を責める材料にしちゃうんですよ。
なので、【自分に対して何かされたか(言われたか)】を基準にしてほしいんですね。
ももかのエピソード
参考までに、私のエピソードをそれぞれご紹介してみます。
コピーした感情に気づいた話
まず、コピーした感情に気づいた瞬間ですね。
HSPを知って生きづらさ解消に乗り出した時期のことです。
ひとりで買い物をしていて、休憩のためにカフェに入ったんですね。
席についてお茶してたら、隣の女子高生の二人組がすごいピートアップして、彼氏の悪口を言っているんです。
席の間隔が狭かったので、ぼーっとしてたら会話が聞こえてきちゃったんですね。
「この前LINEがきたんだけど!まじムカつく!」
みたいな話をしているわけですよ。
それで、お店を出る頃になると私もなぜかイライラしていて。
女子高生の会話が頭の中にこびりついてしまって
「お互いもっと尊重しあって仲良く付き合えばいいのに!」
みたいな思考がグルグルして、なぜかイライラ状態になっちゃったんですね。
これは、隣の女子高生の彼氏に対するイライラをコピーしている状態です。
コピーを疑うだけで楽になる
そのあと電車に乗ったとき「もしかしたら、彼女の気持ちをコピーしただけで、私の感情じゃないのかな?」と思った瞬間に、スーってイライラがなくなったんです!!!

この経験をしてから、
- 原因は思いつかないけどイライラする
- なぜか突然自分を責めちゃう
という現象が起きたときは、一番最初に「ちょっと待てよ。だれかの感情をコピーしてるのでは?」と疑うようになったんですね。
そうすると、だいたい2回に1回くらいは誰かの感情をコピーしているだけだった、と気づけるようになりました(^^)
大切に扱うべき感情に気づいた話
次に、大切に扱うべき自分の感情を見つけたエピソードもご紹介しますね。
職場の先輩に「マイペースだよね」と言われたとき、その瞬間はモヤッとしただけでしたが、後から会話のシーンが頭の中に何度も浮かんできて。
「もしかして嫌味だったの?」なんて色々考えだすとイライラしてきて、
なんかムカつく!!

って思ったんですね。
これは、先輩から直接言われた言葉に対する、私の感情や思考なので、大切に扱うべきものです。
思考の癖を探る
この場合は、「マイペースだよね」と言われて浮かんだ考えを振り返ってみて、思考の癖を深堀する方法が有効です。
紙に書き出して、それに対する反論も並べてみると、向き合うべき感情がわかってくるんですね。
ガイド付きのアプリを使うと、初めてでも感覚が掴みやすいですよ。

「あれってもしや私のこと?」系もスルーでOK
最後に、「直接言われてないけど、なんか私のことを指摘されていると感じる」というシチュエーションで湧いてきた場合も、相手の感情なので。
そこは、どうこうしなくていい部分なんですね。
このあたりの違いが判断できるようになると、無駄に自分を責めなくなるし、本来大切にして「確かに私は感じてた」という気持ちを消化できるので。
どんどん生きづらさの解消につながっていきます。
ぜひ、取り入れてみてくださいね。
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