HSEに振り回されている人へ。「外向的」「内向的」と「気質」の違い

こちらは、毎週土曜日の夜に配信しているラジオの内容を文字に起こしたものです。
(文章として読みやすいように少し修正を加えています。)

【今回のテーマ】
①HSEの説明で使われる「外向的」「内向的」の説明
②HSEに振り回されている人へ

 

HSEとは、HighlySensitiveExtroversionの略で、直訳すると『非常に敏感な外向性=外向的なHSP』のことですね。

私も初めてHSEについて調べたとき何かよくわからなくって、

https://mentoreblog.com/wp-content/uploads/2020/08/プロフィール-300x300.jpg
ももか

もおーーよくわかんない!まとめる!

って言って記事を書いたんです笑▷HSPとHSSとHSEの違いがよくわかんないから比較してみる

そもそも、HSPと『外向的』『内向的』っていうのを一緒にして考えると、よくわかんなくなっちゃうんですよ。

「外向的」「内向的」と「気質」の違い

HSPは持って生まれた気質を指した言葉で、体のDNAに組み込まれた特性です。外向的とか内向的っていうのは、その人が成長する中で獲得した性格になります。

HSPの中でも個人差があると言われているのは、敏感さや繊細さが

  • どういう風に表に出てくるか?
  • どう人の目に見える形で出てくるか?

などが性格によって異なるからです。そこに外向性とか内向性が影響しているんですね。

「気質」は、持ってるか持ってないか

HSPの『気質』って何かって言うと、オギャーって生まれたときに持ってる体の特徴です。

  • 目が黒い(青い)
  • 肌が白い(黒い)

というのと同じで、見た目には出てこないけど、体の中や脳の特徴として

  • とても敏感
  • 刺激をキャッチしやすい
  • キャッチした刺激を深く処理する

などの特徴を持っている人をHSPって言うんですよ。

で、そのHSPの中でも外向的な性格を持っている人のことをHSEって呼んでるんですね。

 

気質と性格って何が違うの?って混乱すると思うんですけど、HSPは気質なので『持ってる』『持ってない』の2択なんですよ。

生まれたときに目が黒い人が、成長する過程で目が青くなることってないですよね?

カラコンすれば変わりますけど、本来持っているものって変わりません。

皮膚や地毛の色もそうですけど、成長してくときに【どっちも使える】ようにはなりません。持ってるか、持ってないかの違いなので、気質ってそういうものなんですね。

「外向的」「内向的」は、どちらを優先しているか

『外向的』『内向的』と呼ばれる性格の部分って【両方持ってるんだけど、どちらを優先的に使っているか?】の違いなんですね。

イメージ的には利き手と一緒で、右利きの人でも左手を使うし、逆もあります。右利きだから左手は絶対使わないってことはないですよね?

どっちもあるけど、どっちを優先的に使っているかっていう話になるんですよ。

 

それと同じで、『外向的』『内向的』っていうのも、性格の部分なので全ての人が両方持ってるんですけど、どちらを優先して使っているかの違いです。

なので、HSEの説明をしたジャクリーンさんも、「HSEは年齢によって変わります」と説明しているんですね。

外向的だった人が年齢を重ねるにつれて内向的になることもあるし、内向的な人が環境や心境の変化によって外向性を優位に使うってこともあるんですよ。

ちなみに、両方の傾向を持っている人もいます。

HSPも結局「内向的」で広まってる

ここからは、私の個人的な意見なんですけど。

個人的には、HSEを知って「私はコレだったんだ!」って納得した人が出てくる時点で、もうズレちゃってるなって感じてます。

もともとHSPの出発点って、

【内向的な人】と【繊細で刺激を深く処理する体を持っている人】って全然違うものなんですよ

って言いたくて、アーロン博士がHSPを広めたわけなんですけど。いつの間にかHSPが有名になるにつれて、結局『HSP=内向的な人』として広まっちゃってる。

 

だから、「HSPの中でも外向的な人がいるんだよ」って説明したときに「あ、そうだったんだ!私はこっちだったんだ!」って感じる人が出てくるってことじゃないですか。

なんかもうそれって、振り出しに戻っちゃった感じがするんですよね。

HSEを提唱したカウンセラーのジャクリーンさんも、アーロン博士と一緒に研究していて、性格の部分も大切にしながらHSPと付き合ってきたからこそ、「外向的なHSPもいるんだよ」と説明するために、あえて言葉を作って明確に区別したんじゃないかな。

HSEに振り回されている人は

内面に名前をつけて人を区別するタイプ論とかもそうですが、必ず月日が経つにつれて色んな人が色んな解釈をするので、名前って増えていくものなんですよ。

個人差の部分を説明しようとすると、どうしても説明する側としては色々言葉が欲しくなるんですよね。

だからね、HSEを知って楽になったとか、生きやすくなったっていうんだったら、それはそれですごくいいことだし、私もそっちの方が説明しやすいなと思えば、これからも使っていこうかなとは思うんですけど。

名前を付けて振り回されちゃってる人、つまり

  • 「余計よくわかんなくなっちゃった」
  • 「HSEについて調べれば調べるほど、迷宮入りしちゃってどうしたらいいかわかんない」

みたいな状態になっている人ね。

もうそんな自分がどっちなんだろうって考えて悩んでるんだったら、専門的にアドバイスしている人のところに行って、直接聞いた方が早いと思うんですよね。

別に私じゃなくても全然いいんですよ。

「この人がいいな」と思った人のところに行って、「私は今こういう状況なんですけど、どうしたらいいかわからなくって」って話して、直接マンツーマンのアドバイスをもらうのが一番手っ取り早いので。

もしHSEって言う言葉を知って余計よくわかんなくなった人は、もうHSEについて色々調べるよりも、直接個人的なアドバイスをもらった方がいいと思います。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

音声は↓の再生ボタンを押すと聞けます。

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HSPHSS専門メンタルトレーナー|気質×性格×能力=個性|少数派な内面を持つ人の笑顔と自信を増やすサポートをしています。

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